
ボーダー・コリーは、非常に多くの運動量を必要とする犬種とされています。
これからボーダー・コリーの飼育を検討している人またはすでにボーダー・コリーと暮らしている人は、「1日にどのくらい運動させるべきなのか?」「どのような運動方法が効果的なのか?」と疑問に思っているのではないでしょうか。
本記事では、ボーダー・コリーの運動量の目安や、効果的な運動法を詳しく解説します。
ボーダー・コリー向けの住まいのポイントも紹介するので、ボーダー・コリーの運動量について知りたい人はぜひ参考にしてみてください。
ボーダー・コリーの運動量はどのくらい必要?

ボーダー・コリーは、運動量が多い犬種として知られています。
実際、1日にどのくらい運動量が必要なのでしょうか。
ボーダー・コリーの運動量について詳しく解説します。
ボーダー・コリーの特徴と運動量の関係
ボーダー・コリーは牧羊犬として活躍している犬種です。広大な敷地で羊を誘導したり、外敵から守ったりなどの仕事をしており、長時間の作業に耐えられるほどの体力・スタミナがあります。
中型犬ですが大型犬並みに運動量が多いともいわれており、ただの散歩だけでは運動不足になる可能性が高いでしょう。
また、ボーダー・コリーは頭がよい犬種としても知られており、頭を使った遊びを取り入れることも大切です。
ボール遊びやアジリティなど飼い主さんとコミュニケーションが取れる運動を取り入れると、ストレス解消につながるでしょう。
年齢別の適切な運動量
ここでは、ボーダー・コリーの年齢別に適切な運動量を紹介します。・子犬
散歩を始めたばかりの頃は、環境に慣れていないので1回5~10分ほどの散歩から始めましょう。
外に慣れてきたら徐々に時間を伸ばしていきます。
子犬はまだ骨格がしっかり形成されておらず、体力もありません。
そのため、1日に多くの運動をすると関節に負担を与えたり、体調を崩したりする可能性があります。
1歳を迎えるまでは、無理に運動量を増やさないほうがよいでしょう。
・成犬
1日2回、1回1時間以上の散歩が理想とされています。
散歩だけでなく、定期的にドッグランや自宅の庭などで自由に走れる時間も確保しましょう。
散歩と自由運動を取り入れることで、愛犬のストレス解消につながります。
ボーダー・コリーの自由運動には、フリスビーやボール遊び、追いかけっこなどがおすすめです。
・シニア犬
愛犬の様子を見ながら1日2回の散歩を行いましょう。
シニア犬になると、成犬のときよりも体力がなくなり、散歩を嫌がるケースも少なくありません。
無理に長時間の散歩をさせると、ケガや体調不良を引き起こす恐れがあります。
愛犬に合わせて運動量を調整してみてください。
運動不足がボーダー・コリーに与える影響とは?

運動不足は、ボーダー・コリーにさまざまな影響を与えます。
ここからは運動不足による影響を2つ紹介します。
ボーダー・コリーの運動量が足りないときに見られるサインも解説するので、ぜひチェックしてみてください。
ストレスによる問題行動
ボーダー・コリーは、十分な運動量を確保できないとストレスがたまります。ストレスがたまると、下記のような問題行動を引き起こす可能性が高いでしょう。
・頻繁に吠える
・飼い主さんまたはほかの人や犬を攻撃する
・家具や家の柱などをかじる
・飼い主さんまたはほかの人や犬を攻撃する
・家具や家の柱などをかじる
運動不足の状態が長く続くほど、問題行動の頻度は多くなります。
愛犬がいつもより攻撃的だったり落ち着かない様子だったりする場合は、運動不足によるストレスを疑いましょう。
健康面への悪影響
運動不足は、ボーダー・コリーの健康面にも悪影響を及ぼします。十分に運動できていない場合、肥満や筋力の低下をまねきます。
肥満は関節や内臓に負担がかかり、さまざまな病気の原因となるとされています。
また、筋力の低下は、シニア犬になったときに歩行困難になる恐れがあるでしょう。
ボーダー・コリーに健康で長生きしてもらうためには、毎日運動量を確保することが不可欠です。
運動量が足りないサイン
ボーダー・コリーに下記のような様子が見られたら、運動量が足りていない可能性があります。・家の中を走り回る
・落ち着きがなくなる
・遊びへの催促が頻繁になる
・無駄吠えが多くなる
・しきりに手足をなめる
・肥満体型になる
・落ち着きがなくなる
・遊びへの催促が頻繁になる
・無駄吠えが多くなる
・しきりに手足をなめる
・肥満体型になる
上記のようなサインが見られるときは、自由運動の時間を作ったり、散歩の時間を長くしたりと、多くの運動量を確保しましょう。
ボーダー・コリーの効率的な運動方法

ここでは、ボーダー・コリーにおすすめの運動方法を3つ紹介します。
- アジリティやドッグランを活用する
- 室内運動を取り入れる
- おもちゃをうまく利用する
アジリティやドッグランを活用する
ボーダー・コリーの豊富な運動量を補うためには、アジリティやドッグランを活用して、自由に運動させる時間を作ることが不可欠です。ボーダー・コリーは、瞬発力や跳躍力が優れています。
飼い主さんと一緒に作業することを好む性格であるため、アジリティをするのにぴったりな犬種といえるでしょう。
ドッグランでは、リードを離して自由に運動させることができるので、体力のあるボーダー・コリーに適した運動方法といえます。
ただし、ドッグランやアジリティを利用する際には、場所によってルールやシステムが異なります。
おもちゃを使用してはいけない・マナーベルトを着用するなど利用するドッグランとアジリティのルールを事前に確認しておきましょう。
室内運動を取り入れる
室内運動は、散歩以外に簡単に取り入れることができる運動方法です。ボーダー・コリーにおすすめの室内運動の一例は、下記のとおりです。
- 引っ張りっこ
- ボール遊び
- ノーズワーク
ある程度スペースがあればできる遊びもあるため、愛犬の運動量確保のためにも室内遊びを取り入れてみてください。
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おもちゃをうまく利用する
ボーダー・コリーと暮らしていると、どうしても忙しくて運動時間が確保できないときもあります。そんなときには、おもちゃをうまく利用しましょう。
最近では、自動でボールを投げるおもちゃや、自動で転がるボールなどさまざまなおもちゃが販売されています。
自動で動くおもちゃを使えば、飼い主さんが遊べないときでも愛犬が1人遊びを楽しめます。
また、知育玩具の活用もおすすめです。
基本的な知育玩具と、愛犬が嗅覚を利用して考えながら中に入っているおやつを取り出すおもちゃです。
犬の五感を刺激する遊びなので、ストレス解消にもつながります。
「M-PETS PONGO インタラクティブドッグボール ホワイト&ブラック」(ペティファーム)
うまく転がすとおやつが出てくる知育玩具です。直径14cmの硬めのボール。丈夫な素材でできているため、ボーダー・コリーが遊んでも壊れにくいのが魅力です。
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ボーダー・コリーが散歩を嫌がる・運動しないときの対策

ボーダー・コリーは、基本的に運動が好きな傾向にあります。
しかし、過去のトラウマなどが原因で、運動が嫌いな犬もいるでしょう。
ここでは、ボーダー・コリーが運動を嫌がるときの対処法を2つ紹介します。
- 散歩を楽しめるように工夫する
- 天候や気温に注意する
散歩を楽しめるように工夫する
子犬が散歩や外での運動を嫌がるときは、外の環境に慣れていないことが原因の可能性があります。散歩デビューしたばかりの子犬は、見知らぬ音やニオイに恐怖や不安を感じることがほとんどです。
無理に外を歩かせようとすると、外に出ること自体が怖くなり、運動ができなくなることがあります。
子犬は、外の環境にゆっくり慣らすことが大切です。
成犬の場合、散歩中にほかの犬に吠えられた、雷の音を聞いたなどの経験がトラウマになり、散歩を嫌がることがあります。
愛犬の嫌がる場所は無理に通らないようにすることで、楽しく散歩ができるようになるでしょう。
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天候や気温に注意する
ボーダー・コリーが運動を嫌がっているときには、天候や気温が関係している場合があります。ボーダー・コリーは、暑さが苦手な犬種です。
そのため、暑い日は散歩や運動をしたがらない可能性が高いでしょう。
愛犬に負担をかけずに運動させるには、暑い日の散歩時間を日が昇っていない早朝や深夜などに変更することをおすすめします。
また、犬によっては体が濡れることを嫌がり、雨の日は散歩や外での運動を拒否することもあります。
雨の日は無理に散歩に行こうとせずに、室内でできる運動に切り替えましょう。
ボーダー・コリーの運動量に合わせた住まいのポイント

ここでは、ボーダー・コリーの運動量に合わせた住まいのポイントを3つ紹介します。
- 室内に十分なスペースを確保する
- 滑り止め対策をする
- 走り回れるような庭を作る
室内や庭の環境を整えて、愛犬が安全に遊べるように工夫しましょう。
室内に十分なスペースを確保する
ボーダー・コリーの豊富な運動量を確保するには、散歩だけでなく室内での運動も不可欠です。室内でボール遊びなどをする場合、愛犬が走り回ってもケガをしないほどの十分なスペースを確保する必要があります。
愛犬がぶつかると危ない物は、柵を設置したり移動させたりして、広いスペースを作りましょう。
滑り止め対策をする
ボーダー・コリーと室内で遊ぶ際には、滑り止め対策が必要です。フローリングや大理石などの床材は、滑りやすく愛犬の足や腰に負担がかかります。
室内で走っている最中に愛犬が転倒し、ケガをする可能性もあります。
滑りやすい床には、カーペットやタイルマットなどの敷物を敷いて滑らないように対策しましょう。
また、スペースが広い場合は、フロアコーティングの活用やペット用の床材に張り替えることをおすすめします。
「CanvaSシリーズ」(東洋テックス)
滑りにくくお手入れがしやすい床材です。床表面には微妙な凹凸があり、愛犬の肉球にフィット。Wフィーリング塗装を施すことで、キズや汚れも付きにくい仕様になっています。ワックス不要でお手入れのしやすさが魅力です。
「CAT & DOG フローリング」(プレイリーホームズ)
ペットの足腰に優しい無垢フローリングです。表面にオリジナルのTSVコート塗装を施しており、滑りにくさを実現。天然木のような風合いや高級感を残しつつ、機能性にも優れています。
走り回れるような庭を作る
愛犬にできるだけ運動をさせてあげたいと考えている人は、自由に走り回れるような庭を作ることをおすすめします。愛犬が自由に走れる庭は、ドッグランに連れていくよりも手軽に運動ができます。
室内だけでなく庭で遊べることは、愛犬にとってもストレス解消にもつながるでしょう。
庭を作るときは、愛犬が脱走しないように高さのあるフェンスで囲む必要があります。
地面が固いままだと足腰に負担がかかるため、天然芝や人工芝などを敷くとよいでしょう。
以下の記事では、庭にドッグランを作る方法を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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ボーダー・コリーを十分に運動させよう

ボーダー・コリーは、適切な運動量を確保することで、健康的で充実した生活を送ることができます。
成犬の場合は1日2回、1時間以上の散歩に加え、自由に走り回れる時間や知育玩具を使った頭を使う遊びを取り入れるのが理想的です。
運動不足が続くと、ストレスや健康リスクが高まるため、愛犬に合わせて毎日の運動量を確保しましょう。
室内環境や庭を整備することで、より安全に運動させることができます。
今回紹介した住まいのポイントを参考に、ボーダー・コリーが運動しやすい環境を整えましょう。
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