あにまるキャンパス

ブログ

リビングに犬のトイレを設置するポイント!便利グッズもご紹介

愛犬を飼育する際に、考える必要があるのはトイレの設置場所です。いつでも目が届くようにと、愛犬のトイレを「リビング」に設置したという方は多いのではないでしょうか。しかし、リビングは来客を案内するので、トイレの見た目やにおいが気になる飼い主さんもいるでしょう。

 

そこで今回は、

  • トイレをリビングに設置する際のポイント
  • トイレの設置に適した場所
  • リビングにトイレを置くメリット・デメリット

など、トイレをリビングに置きたい方に向けて解説します。

リビングでトイレ設置に適した場所

 

トイレをリビングに設置する際には、愛犬のトイレに適した場所を選ぶ必要があります。ここでは、トイレ設置に適した場所を4つ紹介します。

人目につきにくい場所

愛犬が落ち着いて排泄をするためには、人目に付きにくく、静かな場所にトイレを置くことが大切です。犬は排泄中に無防備になるため、落ち着ける環境で排泄をすることを好みます。犬によっては、飼い主が見ていると排泄をしない場合もあります。

 

来客があるときは、知らない人が部屋にいるので、ますます落ち着いてトイレに行くことができなくなります。トイレは、人の行き来があまりなく、騒がしくない場所に設置しましょう。

愛犬がいつでも行ける場所

トイレは、愛犬がいつでも行ける場所に置きましょう。扉などで区切られていて、愛犬が自由に行けない場所にトイレがあると、排泄をしたいときに行けず、トイレ以外の場所で排泄してしまう可能性があります。また、トイレを我慢をして、膀胱(ぼうこう)炎などを発症する恐れもあります。飼い主が誘導しなくても、自由に行けるような場所に置くことが重要です。

 

ただし、自由に行ける場所でも、愛犬の寝床の近くにトイレを設置するのは避けたほうがよいでしょう。犬は自分の寝床を汚さないきれい好きな一面があるため、寝床近くのトイレは使用しないことがあります。寝床とトイレは、距離を離して置くことをおすすめします。

 

安全な場所

トイレは、愛犬が誤って口に入れてしまうモノや落下物がない場所を選びます。たとえば、リビングのなかでも、キッチンの近くだと料理中に食材を落とし、愛犬が誤って食べてしまう危険性があります。また、テレビや背の高い棚などの近くは、物が落下する恐れがあるので、物が落ちないような対策が必要です。

 

愛犬が行き来しても安全な場所をトイレとして選びましょう。

 

充分な広さを確保できる場所

トイレは、犬の体の1.5~2倍程度の大きさが必要といわれています。サイズが小さすぎる場合、愛犬がトイレのなかで排泄をしても、はみ出してしまうことがあります。さらに犬は、トイレをする前に、周辺のにおいを回りながら嗅ぐ習性があり、ある程度動きまわれるスペースが必要です。

 

トイレを置く場所は、充分な広さが確保できるかどうか確認することが大切です。

犬のトイレをリビングに設置する際のポイント

愛犬のトイレの場所が決まったら、次は実際に設置していきます。愛犬はもちろん、飼い主も使いやすいトイレにするには、いくつかポイントがあります。

 

ここでは、トイレを快適にするためのポイントを5つ紹介します。便利なトイレグッズも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

壁や床を保護する

犬のトイレ付近の壁や床には、おしっこなどが飛び散る可能性があります。おしっこがかかったまま放置すると、においの原因になるため、壁や床におしっこが染み込まないように保護する必要があります。

とくに、足を上げておしっこをするオス犬は、壁におしっこをかける可能性が高いので注意しましょう。足を上げる場合は、壁側にもペットシーツを貼れるトイレトレーがおすすめです。

 

オス犬におすすめのトイレトレーはこちら!

「ボンビアルコン しつけるウォールトレー アイボリー」

高い壁が付いているトイレトレーです。壁部分には、トイレシーツを取り付けることができます。側面にも低めの壁が設置してあるので、おしっこの飛び散りを予防できます。メッシュ部分は取り外し可能で、掃除も簡単です。

 

床や壁の保護におすすめの商品はこちら!

「サンコー おくだけ吸着壁汚れ防止シート」

壁に貼るだけで汚れを防止できる商品です。吸着シートなので、貼ったあとも簡単にはがせます。汚れたら手洗いで洗濯できるので繰り返し使用できます。ホワイトベースに足形のワイポイントが入った可愛いデザインです。


「オカ ピタペトモ パウ&ボーン ベージュ」

洗濯機で洗濯できるペット用のフロアマットです。滑り止め付きなので、愛犬の足腰の負担軽減にも適しています。汚れた部分だけ取り外せるのもポイント。トイレ周辺以外にも、ケージ内など愛犬が生活するスペースに使用できます。

 

トイレ周辺の床の保護には、撥水加工や防臭加工されているペット用マットがおすすめです。ペット用マットのおすすめはこちらの記事をチェック。

ペット用マットの選び方、おすすめのマットを紹介【防滑・防音・使い勝手をチェック】

トイレが丸見えにならないように囲いをする

犬は、人目につかない静かな場所のトイレを好むため、丸見えにならないように囲いなどで目隠しをすることをおすすめします。ペット用のサークルやケージで囲いを作ったり、アクリル板やベニヤ板でトイレを囲ったりという方法があります。ただし、愛犬が自由に出入りできるように、出入口は設置しましょう。

 

おすすめのサークルを2点紹介します。

ユーザー ペットフェンスS-8 50×50cm(8枚組)

付属のコネクターでつなげるだけで簡単に設置できるペット用のフェンスです。自由につなげることができるので、長方形や正方形などトイレの形に合わせて設置できます。ほかにも、キッチンや玄関の出入り防止にも使用可能です。


リッチェル ペット用 3WAYサークル 6面 50H ベージュ

ドア位置を自由に変えられるペット用サークルです。パネルをはめ込むだけで組み立てることができるので、工具は必要ありません。プラスチック製で水に強く、錆びることがないので、丸洗いができます。

 

インテリアに合わせたデザインのトイレを使用する

リビングにトイレを置くと、生活感が出てしまう場合があります。リビングをおしゃれな雰囲気に保ちたい方は、インテリアに合わせたデザインのトイレを使用しましょう。

 

最近ではさまざまなデザインのトイレトレーが販売されています。愛犬の使いやすさも考えながら、飼い主さんの好みのモノを探してみてください。

 

デザイン性の高いおすすめのトイレトレーはこちら!

ボンビアルコン ペットトレー クリアメッシュ S

グレーとクリアカラーでスタイリッシュな印象を受けるトイレトレーです。底には滑り止めが付いています。凹凸が少なく、お手入れも簡単にできます。


リッチェル お掃除簡単 フラットトレー

愛犬が出入りしやすい超薄型のトイレトレーです。色はダークブラウンとアイボリーの2種類から選べます。メッシュの周りにはすきまがなく、汚れが溜まりにくい設計です。ゴム脚付きで、床を傷つけにくく、ズレにくい仕様になっています。

 

トイレ以外にも、トイレットペーパーや消臭スプレーなどの掃除用品も生活感がでる原因となります。おしゃれなリビングを目指すには「隠す収納」がおすすめです。「隠す収納」については、こちらの記事をチェック!

「隠す収納」のコツを解説!愛犬愛猫イタズラや誤飲を防ぐメリットも

消臭と換気を心掛ける

犬が排泄後、トイレのにおいが気になる場合があります。犬の排泄物は、独特のにおいがするため、リビングににおいがこもるのは避けたいと考えている方は多いでしょう。犬のトイレのにおいを軽減させるには、きちんとした消臭と、定期的な換気が必要です。定期的な換気のためには、新築やリフォームをする場合は換気扇を設置することも検討できます。

 

消臭には、ペット用の消臭スプレーや消臭剤を用意することをおすすめします。

シャンメシャン スーパー脱臭スプレー300ml

水道水の浄化剤として使用される硫酸アルミニウムを応用した消臭スプレーです。天然成分でできており、愛犬が舐めても安全です。スプレーした瞬間からアンモニア臭が消えて、におい戻りがない商品です。


日本醗酵飼料 除菌ができる消臭スプレー AQ200 ペット用 500ml

食品添加物が原料となった消臭スプレーです。スプレーの成分は、肌にも優しい弱酸性で、愛犬が舐めたり、触れたりしても安全です。即効性があり、除菌効果も期待できる商品です。

 

そのほか、おすすめの消臭スプレーについてはこちらの記事をチェック

ペットに安全な消臭剤4選!安心できる成分でニオイを撃退しよう♪

 

掃除を定期的に行う

犬のトイレは、掃除を定期的に行い、清潔に保つことが大切です。トイレを清潔に保つと、においの軽減にもつながります。

 

とくに、リビングに置く場合は、人目につきやすく、においに気をつける必要があります。トイレトレーは毎日拭き掃除を行い、週に1回は丸洗いすることをおすすめします。また、トイレを設置している周辺にも、おしっこなどが飛び散っている可能性があるため、定期的な拭き掃除が必要です。

 

トイレ掃除に便利な用品を2つ紹介します。

ジョイペット オシッコ汚れ専用おそうじシート徳用130枚

緑茶消臭成分配合のおそうじシートです。洗浄成分も配合でおしっこなどの汚れをきれいに落とせます。フローリング用ワイパーに取り付けできるサイズ感で、乾きが早くベタつきが少ないので、広範囲の掃除にも使用できます。


たかくら新産業 APDC ケンネルウォッシュ 250ml

ケージやトイレ、床などさまざまな場所に使用できるペット用の洗剤です。さっぱりとした泡立ちで、拭き掃除にも使用できます。高い消臭効果が期待できるユーカリオイル配合で、愛犬にも飼い主にも優しい掃除用品です。

リビングにトイレを設置するメリット・デメリット

ここでは、リビングにトイレを設置することのメリット・デメリットをそれぞれ紹介します。

メリット

すぐに掃除ができる

リビングは人が集まる場所なので、飼い主の目が届きやすいところがメリットです。愛犬が排泄後、ペットシーツの交換などの掃除をすばやく行うことができます。すぐに掃除を行うことで、トイレをいつも清潔に保つことが可能です。

 

また、排泄を確認したらすぐに処理できるので、愛犬に食糞などのクセが付くことも防ぐことができます。

 

排泄回数などチェックしやすい

リビングにあるトイレは、排泄回数や排泄物に異常がないかチェックしやすいのもメリットの1つです。犬の健康状態の異常は、排泄物にあらわれることがあります。リビングにトイレがあると、人目につきやすいので、便が緩かったり血尿が出ていたりなどの異常にすぐに気づくことができます。緩い便や血尿が何時に出たのか、1日に何回出たのかの確認も行いやすくなります。

 

デメリット

においが気になる場合がある

トイレは、トイレ周辺のにおいが気になることがあります。とくに、夏場など気温が上がり、湿度が高くなると、においがきつく感じられる場合があります。毎日きれいに掃除していても、排泄直後はにおいが気になりやすいため、換気などで対策をしっかりしておくことが大切です。

 

来客時などにトイレの見た目が気になる

トイレをリビングに設置すると、生活感が出てしまい、来客時に見た目が気になるという方もいるでしょう。トイレだけでなくペットシーツやトイレの消臭スプレーなどの掃除用品もトイレの近くに置くため、トイレ周辺が物であふれてしまうことが気になってしまう場合もあります。リビングをおしゃれに保ちたい方は、愛犬のトイレに囲いをしたり、インテリアに合わせたトイレ用品を揃えたりと、工夫が必要です。

トイレは愛犬が落ち着く場所に設置しましょう

今回は、愛犬のトイレをリビングに設置するポイントや便利グッズを紹介しました。

 

犬は、排泄中に無防備になるため、静かであまり人目につかない場所を好みます。そのため、人の出入りが多くあるリビングにトイレを設置する際には、人目に付きにくい静かな場所を選ぶことが大切です。

 

トイレ周辺は、おしっこが飛び散るなどにおいが気になる可能性があります。定期的な換気や掃除を行い、壁や床を保護してにおいを防止しましょう。

 

愛犬がトイレを失敗してしまうこともあります。犬のおしっこのにおいを軽減する掃除方法を知りたい方は、こちらをチェック!

犬のおしっこのにおいを消すには?フローリングやカーペットの掃除方法をご紹介





アプリでもっと使いやすく!

ペットについての情報や
お得で便利な機能をお届けするスマートフォンアプリ!

ページの先頭に戻る