
人間の子どもと同じように、犬にも「注目を浴びたい」という欲求がある。大好きな人が注意を向けてくれないと怒ったり、拗ねたりといった行動をとることがある。
動画に登場するゴールデン・レトリバーのスペンサーは、まさに嫉妬と闘っている最中だ。
大好きなおじいちゃんとデッキで一緒にひなたぼっこをするはずだったのに、ゲストのだれかが子犬を連れてきて、おじいちゃんはその子犬に夢中になっている。
ゆるせない。おじいちゃんの愛を独り占めしているあの子犬も、僕のことだけみてくれないおじいちゃんも....。
そんな苛立ちと嫉妬で狂ったスペンサーは、おじいちゃんの座ってるソファの端っこに顔を埋めてしまった。おじいちゃんが片方の手でスペンサーを撫でても、顔を上げようとせず、完全に拗ねた様子だ。そんな姿はまるで、付き合っている若い男女のやりとりのようでかわいらしい。
専門家によると、犬は嫉妬をするだけでなく、その感じ方も人間と似ているそうだ。また、人間と同じように、犬にも性格によって嫉妬しやすい犬とそうでない犬がいる。
犬の嫉妬の最も一般的な原因は、スペンサーの動画で見られるような状況で、大好きな飼い主がほかのだれかに注意を向けていることが挙げられる。こうした嫉妬の感情は、新しい家に引っ越すなど、生活に大きな変化があったときにも生じることがある。
とはいえ犬の嫉妬のほとんどは一時的なもので、犬が嫉妬行動を起こしたらいつもよりたっぷりと愛情を注ぐことで対処できる。よその子犬を撫でたあとは、必ず振り返って、すぐに自分の愛犬も撫でてあげてほしい。そうすることで、愛犬も自分と同じくらい愛されているとわかって安心してくれる。
ただし、愛犬のかわいい嫉妬行動の動画を撮りたくて、わざと子犬を抱いたりするのは信頼関係を壊しかねないのでやめた方がいいだろう。