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山で迷子になったペットをサーマルドローンで発見


欧米では迷子になったペットの捜索に、最先端のテクノロジーが使われている。

4月12日にフェイスブックに投稿された映像によると、北アイルランドのベルファストで行方不明になったペットの犬を追跡するために、ボランティアのペット捜索隊がサーマルドローンを使用した。

ドローンが記録した映像には、木々の間にいる行方不明の犬「オーギー」が映っていた。オーギーは発見された際、少し脱水症状を起こしていたが軽症で、完全に回復する見込みだという。

温度を可視化できるサーマルドローンを使ったペット捜索は、欧米を中心に年々増えている。迷子ペット救護のチャリティ団体などが導入したり、民間のドローン会社が飼い主の依頼を受けてドローンで捜索をしたりしている。
しかし、ドローン本体はもちろん、捜索サービスも高額なため、ペットを失った飼い主が募金を募ってドローンを購入するケースもあるようだ。

人の手ではどうしても見つけられない場所を、上空から温度センサーを使って見つける方法は理にかなっており、捜索時間の短縮にも役立つ。日本でも人の捜索救助活動だけでなく、今後はペット捜索や鳥獣対策にも幅広く活用が見込まれるだろう。

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