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ヘビの尾をつかんでふり回す少女!決死のモルモット救出劇


最愛のペットが何かに襲われて命を奪われそうなとき、飼い主はペットを救おうと無我夢中になり、思いもしない大胆行動に出てしまうことがある。

オーストラリアのクイーンズランドに住む12歳の女の子は1月28日、家の裏庭でペットのモルモット「マキシボン」とくつろいでいた。穏やかな日曜日の夕方になるはずだったが、その後、防犯カメラは彼女の恐ろしい体験をとらえていた。

庭にいたマキシボンの姿が見えなくなったため少女は辺りを探し始め、かがんで植木の裏側をチェックした。しかし少女の様子がおかしい。すぐに愛犬が走り寄るが、振り返った少女の手はなんと、大きなヘビのしっぽを掴んでいた。

そのヘビは口にモルモットのマキシボンをくわえており、まさに丸呑みしようとする瞬間だったのだ。少女は叫びながらヘビをぐるぐるとふりまわし、モルモットをヘビの口から引き離そうとした。
すぐに父親がかけつけてヘビをつかむと、目をまわしたヘビはマキシボンを口から地面へ落とし、マキシボンは必死で木の中へ駆け込んだ。

父親はぐったりとしたヘビを捕まえてフェンスの向こうへ投げ捨てたが、映像からそのヘビの種類は特定できなかった。毒のないパイソンかもしれないが、噛まれたら死にいたるイースタン・ブラウンスネークの可能性も否定できない。

少女の勇敢な行動には驚くが、少女はパニックのなかで「ヘビをつかめ、ヘビをつかめ」という心の命令に従ってヘビを振り回していたそうだ。モルモットを含め、だれも大きなケガを負わなかったのは不幸中の幸いだった。

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