犬とのお出かけは楽しいが、すべての場所に犬を同伴できるとは限らず、買い物などの用事をしている間に犬を車の中で待たせなければいけないときもある。
アメリカでは犬をひとりで車中に置いておくことに批判的な意見が多く、とくに気温の上がる夏や、雪が降る氷点下のなかではペットの命に関わる問題だ。
店の駐車場などでペットが車内に苦しんでいる様子でいるのを見つけ、飼い主が戻ってこないようなら、車の窓ガラスを割ってペットを救い出しても違法行為としてみなされない。むしろペットを放置した飼い主が動物虐待で罪に問われる可能性が高い。
そんななか、ある人が駐車場に停めてある車の中で犬が取り残されているのを見つけた。近づいて見てみると、犬は車内でくつろいでいる様子で、助手席に設置してあるA4サイズのモニターに目が留まった。そのモニターには「My driver will be back soon(私の運転手はまもなく戻ってきます)」というメッセージとともに、「22度」と車内の温度が表示されていた。
つまりテスラ車は犬が快適に過ごせるように一定温度に保ち、犬を心配する人のためにモニターでの表示機能も搭載しているのだ。
ガソリンを燃料とする車はエアコンをオンにするためにエンジンをかけっぱなしにしておかないといけないが、良質のバッテリーを搭載した電気自動車のテスラはテールパイプからの排気ガスがゼロで環境への負荷がほとんどない。
環境はもちろん人にもペットにも優しいテスラのモニター機能にネット上では「なんてクールな機能!」「すべての車がこの機能を搭載すべきだ」と絶賛の声が飛び交っている。