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宝くじを当てた女性が大金をペットのオウムに使う


2021年に宝くじで200万ポンド(3億7000万円)を当てた44歳のイギリス人女性、レズリー・ハーバートさん。それまでは経済的余裕がなく、病気だったオウムの治療費さえも払うことができなかった彼女が、突然お金持ちになってしまった。
賞金を何に使おうか考えたとき、真っ先に考えたのはペットのオウムの幸せだった。

まずレズリーさんはより広い家に引っ越し、その家のなかにオウムのアルフィーとトニー専用のVIPルームを用意した。
その部屋をできるだけ野生に近い環境にするため、たくさんの植物と空調管理機器を置き、部屋のなかを快適に飛んだりくつろいだりできるようにした。さらにはテレビやオウムたちが喜びそうなさまざまなおもちゃを与えた。

アルフィーとトニーはテレビが好きで、お気に入りは「Dog the Bounty Hunter(賞金稼ぎドッグ)」というアメリカのリアリティ番組。これに主役として出演しているドッグ(金髪長髪でマッチョなプロレスラー風の男性)に夢中で、彼がテレビに映ると大騒ぎをして喜ぶそうだ。

レズリーさんはほかに2匹の犬も飼っている。動物は彼女にとって人生の多くの部分を占める大切な存在で、今後宝くじの資金を使って保護動物たちのシェルターを作ることも考えているそうだ。
こんな風に自分のためではなく、動物たちのためにお金を惜しみなく使えるレズリーさんだからこそ、神様は救いの手を差し伸べたのだろう。

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