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最高齢としてギネスに認定された31歳の犬。長生きの秘訣とは?


ポルトガルで暮らす「ボビ」という名前の犬が、今年2月に世界最高齢犬として認定され、5月11日に31歳の誕生日を迎えた。長寿犬ボビはまだまだ元気で、順調に歳を重ねている。

もともと野良犬だったボビは子犬の頃、ほかの兄弟たちとともにさっ処分される運命にあった。しかし当時子どもだった今の飼い主がボビをこっそり連れ出して自宅で飼い始め、それ以来ずっと家族の一員として暮らしてきた。

ボビの飼い主はほかにも猫などの動物を飼っているが、どのペットも平均寿命をはるかに超える長生きをしている。その理由は何なのだろうか。
まず健康に直結する「食」の面から言うと、ボビは多種多様な食べ物を食べて暮らしている。飼い主のネオネルさん家族は畑でたくさんのオーガニック野菜を育てており、地元で獲れた新鮮な魚や肉を使ってバランスの良い食生活を送っている。ボビはドッグフードではなくて家族と同じ食事を食べ、野菜やタンパク質はもちろんのこと、消化を促進してくれる草やハーブなどをかじって体調を整えている。
さらにボビは散歩が大好きで、一切リードに繋がれることなく自由に歩きまわり、散歩中にはほかの犬との交流も楽しむ。

人間と同じように、バランスの良い健康的な食事と毎日の運動、そして他者との関わり合いが犬の長生きにつながるということをボビが証明している。
ボビの31歳の誕生日会には、100人以上の参加者に加えて海外からの取材班も訪れ、盛大なダンスパーティと豪華な食事で盛り上がったようだ。ボビは大好物のお肉と魚に舌鼓を打ち、しっぽを振りながらダンスも楽しんだ。
老いてもなおしっかりとした足取りで今を楽しんでいるボビの姿を見て、多くの人々が勇気づけられているだろう。

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