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ホームパーティで友人の介助犬同伴を断った男性に賛否の声


アメリカのソーシャルメディア「Reddit」で、39歳のある男性が自宅で開いたホームパーティで犬をめぐって招待客と仲が悪くなった出来事を紹介した。
男性は普段からたくさんの友人を呼んで自宅でパーティをするのが好きだった。そのときも何人かの知り合いを招いたのだが、そのなかの1人が彼に「パーティに介助犬を連れてきていいか」と尋ねてきた。その招待客は糖尿病のため、最近「低血糖アラート犬」と暮らし始めたようだった。

男性の返答はNOだった。彼はあまり犬が好きではないし、犬の毛が家のなかに落ちるのが嫌だった。裏庭は自分の子供たちの遊び場でもあるのでそこで犬が排泄をするのも耐えられない。10年かけて庭や家をアップグレードしたプール付きの自慢の自宅を犬に汚されたくなかったのだ。
男性は「血糖値のモニターを払うから犬の同伴は遠慮できないか」と招待客に提案したが承諾してもらえず、不快な気持ちをあらわにして結局パーティには参加しなかった。

男性のこの行動は大きな反響を呼び、SNSでは6500を超える賛否のコメントが寄せられた。
介助犬の同伴を断ったことへの反対意見として、「介助犬をペットと同一視するべきではないよ。医療補助器だと捉えた方がいい。たとえば車椅子の人にはタイヤの汚れが家につくから車椅子で来ないでと言うの?」。「介助犬はきちんと訓練されていて、仕事中は飼い主のそばに行儀よく座っている。ソファに飛び乗ったりテーブルの食べ物を盗み食いしたりなんかしないわ」といった厳しい声が飛び交った。

一方で男性の行動への賛成意見も多く、「あなたがホストなんだから、誰を呼びたいか、呼びたくないかはあなたに決定権がある」。
「介助犬だから断ってはいけないというルールはない。介助犬でもときどき外に出したりしないといけないし、人を怖がったりするかもしれない。犬の行動は予想できない部分があるから、君の友人も君の思いを尊重すべきだと思う」と、男性の権利を認める声が多数寄せられた。

あなたは賛成派、反対派どちらにつくだろうか?
公共の場ではなくあくまで個人のホームパーティなので、やはり男性を一方的に責めることはできないだろう。その招待客がどこまで大事な存在かどうかも焦点になるが、数ある友人の1人を失ったことは彼にとって大きなことではないようだ。

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