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愛犬にダウンを着せるデメリットは?ダウンの選び方とおすすめ5選&外出時の寒さ対策

寒さに強いイメージがある犬ですが、犬種や年齢、性格によって寒さに弱い子もいます。

暖かい地域原産の犬種や短毛種、小型犬、シニア犬、子犬などは寒さに弱いため、外出時にはしっかりと防寒対策をしたいもの。

ふんわりと暖かいダウンジャケットやダウンベストを着れば、体温が下がらずに寒さをしのぐことができるはずです。

この記事では、愛犬にダウンを着せることでデメリットはあるのか、ダウンの選び方やおすすめのダウンについて詳しく解説しています。

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犬がダウンを着るデメリットは?


暖かいダウンですが、愛犬が着ることで起こり得るデメリットは以下の通りです。
デメリットをしっかり理解したうえでダウン素材の服を活用しましょう。

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洗濯しにくい

ほかの洋服に比べて洗濯しにくく、使用後に毎回じゃぶじゃぶ洗うことができません。

洗濯する機会が少ないと、毛やフケなどの汚れがたまり不衛生です。

汚れたダウンを着続けていると、雑菌が繁殖して皮膚病になることもあるため、注意しましょう。

また、家での洗濯が可能なダウンであっても、完璧に乾かすのに数日間はかかるなど、手間と時間がかかります。

ブランドなどの高価なダウンであれば、クリーニングに出すなどしなければならないため、数着必要になりそうですね。

動きにくい可能性がある

ふわふわで暖かいダウンですが、ものによってはモコモコ過ぎて愛犬が動きづらい可能性があります。

普段と同じように動き回れないと、愛犬の運動機能が低下するだけでなくストレスをためてしまうことも。

よって、愛犬のサイズに合わせたダウンを選ぶ必要があります。

また、新しいダウンを着せたら愛犬の行動をよく観察し、動きづらそうな場合やダウンが邪魔で行動の妨げになっている場合は、ほかの防寒服を着せてあげましょう。

静電気が起きやすい可能性がある

冬は乾燥からくる静電気が起きやすい季節です。

生地にもよりますが、ダウンの着脱時に静電気が発生しやすくなるため注意が必要です。

静電気が起きると、毛玉ができやすくなることも。

特に長毛種やダブルコートの犬種は静電気が起きやすいため、化学繊維の生地は避けるようにしましょう。

誤飲のリスクがある

遊んで噛みちぎったり、ひっかかって破れたりした場合、中の詰め物で遊んでしまう可能性があります。

その場合、中の詰め物である羽毛や中綿を誤飲するリスクがあるため、注意が必要です。

また、羽毛は生地から出てきてしまう場合もあり、誤飲するリスクが高いと言えるでしょう。

羽毛や中綿を誤飲してしまった場合は、様子を観察しながらかかりつけの獣医さんを受診することをおすすめします。

愛犬にぴったりのダウンの選び方



見た目も暖かそうなダウンは、寒い日の散歩にぴったりのアイテムです。

ここでは、愛犬にぴったりのダウンの選び方について見ていきましょう。

「羽毛」か「中綿」かを見極める

犬用のダウンジャケットやダウンベストは、中の詰め物が「羽毛」か「中綿」かをしっかり見極めることが大切です。

羽毛か中綿によって保温性や手入れのしやすさが異なるため、状況や用途に応じて選ぶことをおすすめします。

高価でも保温性や軽さを重視するならば「羽毛」、安価でお手入れのしやすさを重視するならば「中綿」を選びましょう。

羽毛の場合は家で洗濯すると型崩れや保温性がなくなるなどのトラブルを起こす可能性があるため、購入前に洗濯表示をしっかりと確認しておくとよいですね。

愛犬の体のサイズを計測して選ぶ

愛犬にぴったりのダウンを選ぶには、愛犬の体のサイズを把握する必要があります。

メジャーを使って、「首回り」「胸囲」「着丈」の三点を測りましょう。

首回りは首の付け根の一番太いところをぐるっと測り、胸囲は前足の付け根あたりの一番太いところをぐるっと測り、着丈は首の付け根からしっぽの付け根までを背骨に沿って測ります。

被毛を少し押さえながら、ぎゅっと締め付けすぎないように測りましょう。

購入する際には、犬自体のサイズである「ヌード寸法」か服自体の大きさである「出来上がり寸法」かをきちんと確認して選ぶことを忘れずに。

出来上がり寸法の場合は、測ったサイズ+3~4cmを目安に選びましょう。

犬種の特徴に合わせて選ぶ

被毛が多い、足が短い、胴が長いなど犬種の特徴に合わせたダウンを選びましょう。

被毛が多い犬種は首回りや胸囲にゆとりのあるダウンを選び、短毛種は測ったサイズぴったりのダウンを選ぶなど、愛犬の特徴に焦点を当てて選ぶことをおすすめします。

特にウェルシュ・コーギー・ペンブロークorカーディガンやダックスフンドなど胴長短足の犬種は、専用サイズの表記があるダウンがおすすめ。

また、短足の犬種はダウンベストであれば足元が動きやすく、イタリアン・グレーハウンドなどの短毛で足が長い犬種は袖のあるダウンジャケットにするなど、スタイルに合わせることでストレスのない防寒対策となるはずです。

専用サイズがない場合やサイズ選びに困った場合は、同じ犬種が着用しているダウンの画像の有無や口コミなどを参考に選びましょう。

チワワやダックスフンドなど耳の大きな犬種は、しもやけや凍傷を予防するために天候や状況に応じて取り外しできるフード付きをおすすめします。

装飾品が多くないものを選ぶ

外出時の防寒対策としてダウンを着用するならば、装飾品が多くないシンプルなデザインのダウンを選ぶことをおすすめします。

リボンやボタンなどの装飾品が多いと、ひっかけたり誤飲したりする可能性があるため、大変危険です。

軽さや動きやすさも考えると、色やデザインを楽しむ程度の装飾品が少ないダウンを選ぶとよいでしょう。

実用的なものを選ぶ

防寒性はもちろん、実用的な機能があるダウンを選ぶようにしましょう。

ダウンはモコモコしているため上からハーネスをつけにくく、首も隠れて首輪もつけにくいため、できればハーネス付きのダウンを選ぶことをおすすめします。

その際は、ダウンが脱げないように固めのボタンやファスナーであることを確認しましょう。

また、雪の多い地域の場合は、撥水・防水加工が施されているダウンを選びましょう。

溶けた雪や雨が染み込まないため、愛犬の体を濡らさずに体温を保つことができ、汚れや雪玉付着も予防できますね。

着せやすく動きやすい実用的なダウンを選ぶようにしましょう。

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愛犬の防寒対策におすすめのダウン5選

「ダウンを着せたいけど、どんなダウンがいいかわからない」という飼い主さんのために、ここでは、おすすめのダウンを紹介します。

愛犬をぽかぽかに暖めてくれるお気に入りのダウンを見つけましょう。

【Kuoser 防寒ベスト】2,999円


Kuoser 防寒ベスト

XS~XXXLまでの7つのサイズが揃っており、ほとんどの犬種に活用できるダウンジャケットです。

裏地はフリース素材で暖かく、表地は暴風・防雪素材を使用しているため、暖かさが持続します。

背面の開閉が着脱しやすく、ダブルDリングがついているのでリードが簡単に取り付けられて便利です。

【ペットジャケット】2,480円


ペットジャケット

おしりまですっぽりと隠れるつなぎのダウンジャケットです。

前開きのスナップボタンなので着脱しやすく、撥水加工がされているため水や汚れが付着してもお手入れが簡単です。

カラーが14色もあるため、色違いで持つのもよいですね。

【蓄熱裏地ダウンジャケット】4,980円


蓄熱裏地ダウンジャケット

裏地に蓄熱効果のある機能素材を使用しているため、保温性抜群のダウンジャケットです。

背中開きで前足を通して背中のファスナーを閉めるだけなので、着脱も簡単。

リードフック付きなので、外出時の準備も楽ちんですね。

【THE DOG FACE ダウンベスト 】3,155円


THE DOG FACE ダウンベスト

羽毛リアルダウンの保温性が高い本格仕様のダウンベストです。

サイズはS~XXLまで幅広く、そのまま着用しても薄手の服の上からアウターとして着用してもOK。

おしゃれなデザインなので、散歩中に熱い視線を浴びそうですね。

【OVER GLAM 薄手ダウンジャケット】15,500円


OVER GLAM 薄手ダウンジャケット

ロンドン発のファッションブランドOVER GLAMのおしゃれなダウンジャケットです。

スタイリッシュなデザインでありながら薄手で動きやすく、ハーネスを通す穴もあり機能的です。

素材はナイロンなので、洗濯機で洗えるのもうれしいですね。

ダウンを着る以外の外出時の寒さ対策



寒い日の外出は、犬もヒートショックなどを起こす可能性があるため、しっかりと防寒対策をしなければなりません。

ここでは、ダウンを着せる以外の外出時の寒さ対策を見ていきましょう。

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外出前に準備運動やマッサージをする

散歩などの外出前には外との温度差を考慮して、準備運動やマッサージを行いましょう。

部屋よりも温度が低い廊下や玄関で、「おすわり」や「ふせ」などを繰り返して行ったり、スキンシップをとって遊んだりと体を動かす準備運動を取り入れることをおすすめします。

また、足の付け根や肩甲骨周りをマッサージして温めておくと、血行が促進され体温維持に有効です。

靴を履かせる

冬の外出時の路面凍結や積雪は大変危険なため、愛犬の足元の保護も考えておかなければなりません。

愛犬に靴を履かせておけば、降り積もった雪の中にある小枝や小石から足を守ることができ、凍った道でも滑らずに歩くことができます。

特に路面の凍結や雪の日には、肉球の損傷やしもやけ予防として靴を履かせることをおすすめします。

防水加工が施されている靴や滑り止めがついている靴下など路面の冷たさから愛犬の足元を守るものが豊富に販売されているので、状況に応じて活用しましょう。

なるべく日中に外出する

日の光が差して少しでも気温が高い日中に外出することが、寒さ対策として有効です。

朝早くの外出や夕方以降の外出は、気温が低く愛犬の体に負担がかかってしまいます。

路面温度が低いと肉球のしもやけや損傷につながり、気温が低いと被毛が傷むことも。

太陽の光が路面に降り注ぐ午前中から正午前後が気温が一番高く、晴れている日は冬でも太陽光がほんのりと暖かいため、心地よく散歩ができるはずです。

まとめ



寒さが苦手な愛犬にとっては、ダウン素材の防寒着は外出時にとても重宝するはずです。

ほかの防寒対策と合わせて活用すれば、真冬の外出も負担なく楽しめるでしょう。

ダウンのデメリットも把握したうえで、見た目で選ぶのではなく愛犬にとって心地よいことはもちろん、着脱がしやすい実用的なダウンを見つけることをおすすめします。

※冬の室内の防寒対策としては、エコな冷暖房システム「ユカリラ」がおすすめです。
エアコンの風を床の中に送ってふく射熱に変えるため、直接エアコンの風が愛犬に当たらず、季節ごとの最適な温度で心地よく過ごすことができますよ。



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