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ジャックラッセルテリアは室内で放し飼いにできる?住まいのポイントを解説

「ジャックラッセルテリアは、室内飼育?室外飼育?」

「ジャックラッセルテリアが室内で暮らすときに注意すべきことは?」

 

ジャックラッセルテリアは、運動量がとても多い小型犬として知られています。そのため、ジャックラッセルテリアを室内で放し飼いできるのか、不安に感じている方もいるのではないでしょうか。

 

そこで今回は、ジャックラッセルテリアを室内で放し飼いできるかどうかについて解説します。

 

住まいのポイントや室内で飼育する際の注意点も紹介しますので、ジャックラッセルテリアの飼育を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

ジャックラッセルテリアは室内で放し飼いできる?

ジャックラッセルテリアの性格や行動の特徴

ジャックラッセルテリアは、飼育環境を整えることができれば室内で放し飼いが可能です。

 

ジャックラッセルテリアは運動量が多く、吠えやすい犬種です。運動不足でストレスがたまると、室内で家具を噛んだり、無駄吠えをしたりなどの問題行動がみられる可能性があります。そのため、室内で飼育する際には運動をしっかり行い、吠えないような環境作りが大切です。

 

今回紹介する住まいのポイントを参考に、室内の環境を整えていきましょう。

 

室外での飼育はおすすめできない

ジャックラッセルテリアは運動量が多いため、室外で自由に運動させてあげたほうがいいと考える飼い主さんもいるでしょう。しかし、ジャックラッセルテリアは運動能力が高いため、柵で囲って室外飼育している場合、脱走する危険性があります。

 

また、吠えやすいジャックラッセルテリアは、外で飼育していると通行人やほかの犬に警戒吠えを頻繁に行い、近所迷惑になる可能性も考えられるでしょう。

 

ジャックラッセルテリアに安全かつ快適に暮らしてもらうためには、室内で飼育することをおすすめします。

 

ジャックラッセルテリアが快適に暮らすための住まいのポイント

ジャックラッセルテリアを室内で飼育する際には、室内環境を整える必要があります。

 

ここでは、ジャックラッセルテリアを室内で飼育するための住まいのポイントを5つ紹介します。

 
  • ケージやクレートを用意する
  • 飼育スペースを区切る
  • 空調で温度管理する
  • 抜け毛掃除をこまめに行う
  • 床に滑り止め対策をする
 

それぞれのポイントについて詳しくみていきましょう。

 

ケージやクレートを用意する

ジャックラッセルテリアを室内で放し飼いにする際には、ケージまたはクレートを用意しましょう

 

ケージまたはクレートを用意すると、犬が安心して休める場所を作ることができます。安心して休める居場所があることで、犬のストレス軽減につながり、無駄吠えの予防に効果的です。

 

また、ジャックラッセルテリアを室内で放し飼いにする場合、飼い主がいない間は、ケージまたはクレートの中で留守番させることをおすすめします。とくに子犬の頃は、飼い主さんが見ていないときにトイレを失敗したり、家具などをいたずら噛みしたり誤飲事故を起こしたりなどの危険があります。

 

安全に留守番してもらうためにも、ケージまたはクレートの用意は不可欠でしょう。

 

以下では、ジャックラッセルテリアにおすすめのケージを紹介します。

 

「ペティオ アドメイト ヴィラフォートサークル ワイド」

トイレスペースと住居スペースにわかれたケージです。ケージ下部にはトレー付き。トレー断面に段差があり、トイレスペースの汚れが居住スペースに入るのを防ぐ形状です。脱着可能な屋根も付いており、脱走も防止できます。留守番に使用できるケージを探している方におすすめです。

 

以下の記事では、寝床にクレートを使用するメリットや選び方を解説していますので、ぜひチェックしてみてください。

 

愛犬の寝床にクレートを活用してもOK?メリットと寝床に最適なクレートの選び方

 

飼育スペースを区切る

ジャックラッセルテリアを室内で放し飼いにする場合、犬が自由に立ち入ることのできるスペースを区切ることをおすすめします。

 

愛犬が家中どこでも自由に立ち入ることができると、いたずらや誤飲事故が発生する可能性があります。

 

たとえば、キッチンの場合、調理中に食材が床に落ちてしまい、犬が食べてしまうケースも少なくありません。人間が日頃食べている食材の中には、犬にとって毒性のある食べ物もあるため、誤飲には注意が必要です。また、調理中は火を使用するので、愛犬がキッチンに入ってくると事故にもつながる恐れもあります。

 

ほかにも玄関では、くつを噛んだり、扉から脱走したりと、さまざまな問題が出る可能性があります。安全に室内で暮らしてもらうためにも、飼育スペースを決めて、ゲートやサークルなどで区切りましょう

 

ここでは、ジャックラッセルテリアにおすすめのゲートを紹介します。

 

「リッチェル ペット用 木製 ハンズフリーゲート ブラウン」

足でも手でも開けられるペットゲートです。ドアは自動的に閉まり、ロックがかかる仕様。ドアを90度開くと開放状態をキープできるので、飼い主さんの出入りも楽に行えます。取り付けは、ねじを回して突っ張るだけなので、壁を傷つけることはありません。手軽に使用できるゲートを探している方におすすめです。

 

空調で温度管理する

ジャックラッセルテリアは、ダブルコートの被毛を持っており、比較的寒さには強い犬種です。しかし、被毛が短いため、長毛犬種よりは寒さに弱いといえます。室温が15度を下回る場合は、エアコンなどの空調を使用して温かくする必要があります。

 

また、ジャックラッセルテリアは、暑さにも比較的強い犬種です。ただし、日本のようなジメジメとした暑さは苦手なので、夏場はエアコンでの温度管理が不可欠です。1年を通して20~25度の室温をキープできるように空調を使用して温度管理しましょう。

 

以下の記事では、エアコンの正しい使い方を犬を飼育している飼い主さん向けに解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

 

【犬の夏・冬】エアコンつけっぱなし?使い方、設定温度や電気代の節約について

 

抜け毛掃除をこまめに行う

ジャックラッセルテリアは、ダブルコートの被毛をしており、抜け毛が多いのが特徴です。ダブルコートの犬種は年に2回換毛期があり、夏前と冬前に抜け毛が多くなります。そのため、ジャックラッセルテリアを室内で飼育する場合は、抜け毛掃除はこまめに行う必要があります。

 

床の抜け毛掃除にはフローリングワイパーの使用がおすすめです。部屋の四隅から中央に抜け毛を集めるようにすると、効率よく抜け毛掃除ができます。

 

布製品についている抜け毛は、繊維の奥に毛が入り込んでいるため、掃除機で取り除くのは難しいでしょう。そのため、ソファや敷物などの布製品は、コロコロテープまたは抜け毛掃除専用のグッズを利用してみてください。

 

ここでは、抜け毛掃除用のおすすめグッズを紹介します。

 

「テラモト OPPO FurRemover グリーン」

布製品に入り込んだ毛を効率的に除去できる掃除用品です。樹脂製の2枚のプレートを採用。1枚目のブレードで布に入り込んだ毛を引き抜き、2枚目のブレードで毛をかき集める構造です。軽い力で擦るだけで毛が除去できるので、愛犬の抜け毛掃除にお困りの方におすすめです。

 

以下の記事では、抜け毛掃除の方法をより詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてください。

 

愛犬の抜け毛が多いのはなぜ?犬種による違いや抜け毛対策、掃除方法を解説

 

床に滑り止め対策をする

ジャックラッセルテリアは、膝蓋骨脱臼(パテラ)になりやすい犬種とされています。膝蓋骨脱臼とは、膝蓋骨が正常な位置から外れ、足を動かす際に痛みが生じる病気です。

 

滑りやすい床は関節に負担がかかり、膝蓋骨脱臼の原因となります。愛犬が生活するスペースの床が滑りやすい場合、滑り止め対策が必要です。

 

床の滑り止め対策には、以下のような方法があります。

 
  • 敷物を敷く
  • ペット用のフロアコーティングをする
  • クッションフロアに貼り変える
 

敷物は、タイルカーペットなど部分的に洗い替えできるモノであれば、掃除しやすいでしょう。愛犬の飼育スペースが広い場合は、全面に敷物を敷くことは難しいため、フロアコーティングまたはクッションフロアの利用がおすすめです。

 

ここでは、おすすめのペット用の敷物を紹介します。

 

「サンコー おくだけ吸着 ペット用 撥水 タイルマット」

置くだけで床に吸着するペット用タイルマットです。撥水加工されているので、愛犬がおしっこを失敗しても簡単に掃除できます。汚れた部分だけはがして洗濯可能。繰り返し使用しても吸着力は持続します。掃除が簡単な敷物を探している方におすすめです。

 

ジャックラッセルテリアを室内で放し飼いにするときの注意点

ここからは、ジャックラッセルテリアを室内飼育する際の注意点を4つ紹介します。

 
  • ほかの動物と飼育スペースをわける
  • まとまった運動時間を確保する
  • 被毛の手入れをする
  • 噛み癖・無駄吠えのしつけをする
 

それぞれの注意点を詳しく解説していきます。

 

ほかの動物と飼育スペースをわける

ジャックラッセルテリアは、キツネの狩猟をしていた歴史があります。そのため、狩猟本能が強く、ほかの動物に攻撃的になる可能性があります

 

とくに鳥や小動物を飼育している場合は、飼育ケージを置く場所に注意しましょう。体の小さい動物は、ジャックラッセルテリアに獲物と勘違いされやすく、攻撃される恐れがあります。最悪の場合、命を落とす可能性もあるので、飼育スペースはわけることが大切です。

 

まとまった運動時間を確保する

ジャックラッセルテリアは、小型犬の中でも運動量の多い犬種として知られています。運動不足になると、無駄吠えが増えたり、室内でいたずらをしたりと問題行動を起こす可能性があります。

 

ジャックラッセルテリアに室内で快適に過ごしてもらうためには、毎日まとまった運動時間を確保し、運動不足にならないようにする必要があります。ジャックラッセルテリアの散歩は、1日2回、1回60分を目安に行いましょう

 

ただし、散歩だけでは運動不足になるケースも少なくありません。ボール遊びやドッグランなどで走り回って遊べる時間を作ることも大切です。

 

以下の記事では、愛犬のストレス発散にぴったりな遊びを紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

 

【愛犬のストレス発散に】室内・室外でのおすすめの遊び方!

 

被毛の手入れをする

ジャックラッセルテリアは、抜け毛が多い犬種なので、定期的なブラッシングが欠かせません

 

ジャックラッセルテリアには、被毛のタイプが3種類あります。一番毛の短いスムースコートは、ラバーブラシなどでブラッシングし、抜け毛を除去しましょう。長毛のラフコートと、長毛と短毛の被毛を持つブロークンコートは、スリッカーブラシを使用して毛玉にならないように毎日ケアを行います。

 

室内を清潔に保つためにも、ブラッシングは2日に1回は行いましょう

 

以下の記事では、ジャックラッセルテリアの被毛の手入れについて解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

 

ジャックラッセルテリアは抜け毛が多い!お手入れ方法やおすすめのブラシを紹介

 

噛み癖・無駄吠えのしつけをする

ジャックラッセルテリアは、キツネを狩っていた頃の本能が強く残っており、しつけの方法を間違えると、吠え癖や噛み癖が付く可能性があります

 

室内での無駄吠えは、飼い主さんが困るだけでなく、近所の方とのトラブルに発展するケースも少なくありません。とくに留守番時や夜中の鳴き声は近所迷惑になりやすいため、無駄吠えしないようにしつける必要があります。

 

また、愛犬に噛み癖があると、来客があった際に相手にケガをさせてしまう恐れがあります。室内で生活するルールは、愛犬にしっかり教えておくことが大切です。

 

ジャックラッセルテリアのために室内の環境を整えよう

今回は、ジャックラッセルテリアを室内で放し飼いにできるかどうかを解説しました。

 

ジャックラッセルテリアは、室内の環境を整えることができれば、室内で放し飼いにできます。ただし、飼い主さんがいないときは、いたずらや誤飲事故を防ぐためにもケージやクレートで留守番させたほうがよいでしょう。

 

以下の記事では、ジャックラッセルテリアの性格や飼育のポイントを詳しく解説しています。これからジャックラッセルテリアとの暮らしを考えている方は、ぜひチェックしてみてください。


ジャックラッセルテリアは凶暴でうるさい?性格や飼育のポイントを紹介



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