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猫のお留守番中に窓は開けてもいい?換気と脱走防止のバランスを考えよう!

猫は窓から外の世界を見るのが大好きですが、お留守番中に窓を開けてもいいのでしょうか?

 

特に夏場の暑い日に外出する際は、エアコンをつけっぱなしにするのが良いのか、窓を開けて涼しい風を取り入れるのが良いのか、迷いますよね。

 

しかし、窓を開けると猫が脱走したり窓の下へ転落したりする危険があります。

 

この記事では、猫の留守番中に窓を開けるときのメリットとデメリット、注意点と対策について詳しく解説します。

 

猫のお留守番中におすすめなアイテムもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

猫は窓から外を見るのが大好き!でも窓を開けっぱなしにするのは危険?

猫は窓の外を見ることで、自分の縄張りや獲物を確認したり、健康やストレスの管理をしたりしています。

 

我が家の愛猫も窓に設置しているキャットステップがお気に入りで、何時間もそこで過ごしています。鳥や虫をみては「カカカッ」と興奮状態になって、楽しそうに見えますよ。

 

猫の窓に対する好奇心や行動を理解することで、猫の気持ちに寄り添うことができるでしょう。

 

猫の窓に対する好奇心や行動

猫は窓に対してどのような好奇心を持ち、行動するのでしょうか?

ここでは、4つの観点からご紹介します。

 

①縄張りの見張り

猫は本来縄張り意識の強い動物で、窓から外を眺めて自分の縄張りに侵入してくる危険人物がいないかどうかを確認していると言われています。

 

②狩猟本能

猫は昔から狩猟をしながら生き延びてきたので、窓の外に見える小鳥や虫などの小動物が気になってしようがないのです。

 

猫の動体視力はわたしたちよりもはるかに優れているので、窓の外で動くものをしっかりととらえることができるそうですよ。

 

③日光浴

猫は本能的に日光浴をする動物で、紫外線を浴びることによってビタミンDを取り入れています。

 

窓際は日光が差し込む絶好の場所なので、そこに座って日光浴をすることは、猫の本能行動の一部なのです。

 

④リラックスしてストレス解消

窓の外から聞こえる風の音や虫の音、鳥のさえずりなどは猫にとってリラクゼーション音楽のようなもの。

 

リラックスしながら窓際でのんびりしている猫は、ストレスをしっかりと発散しています。

 

猫の留守番中に窓を開けるメリット・デメリット

窓を開けることには、猫にとってメリットもデメリットもあります。

 

猫の快適さと安全性を両立させるために、窓を開けるときのメリットとデメリットを知っておきましょう。

 

猫の留守番中に窓を開けるメリットには、以下の2つがあります。

 

・空気が入れ替わり、室内の温度や湿度が調整される

・猫が外の景色や音に興味を持ち、ストレスが軽減される

 

一方、猫の留守番中に窓を開けるデメリットには、以下の3つがあります。

 

・猫が脱走するリスクがある

・外の音に驚いたり恐怖を感じたりする

・窓からの日差しや風で猫が体調を崩すリスクがある

 

猫の留守番中に窓を開けるときの注意点

猫の留守番中に窓を開ける場合は、猫の脱走防止や体温調節などの対策をしっかりと行う必要があります。

 

愛猫を危険から守るためにも、留守番中に窓を開けるときの注意点を知っておきましょう。

 

脱走防止の対策を

窓や網戸を自分で開けられるような賢い猫もいるので、窓や網戸にはロックや鍵をかけるなどの対策をしましょう。

 

また、爪で網戸を破ってしまうと、そこから脱走するリスクがあるので、網戸にはペット用網戸を取り入れるか、メッシュシートなどの補強をしましょう。

 

特に窓を開けることの多い夏場は、台風やゲリラ豪雨による雷や暴風の音、花火大会など、外から大きな音がするシチュエーションが他の季節に比べて多いです。

 

「うちの子は普段お外に出たがらないから大丈夫」と思っていても不意の大きな音や揺れにびっくりして、驚いて飛び出してしまうケースもあります。

 

窓を開ける際の脱走対策は、在宅時でもしっかり行うようにしましょう。

 

窓の開け方にも注意

窓を開けるときは、猫が窓から脱走したり落下したりすることを防ぐために、窓の高さや開け方に注意してください。

 

窓を少ししか開けない場合でも、猫が無理やり押し開けたり、隙間に頭を挟んだりすることがありますので、ロック機能が付いている窓を選んだり、窓に鍵をかけたりすることが大切です。

 

また、窓の高さによっては猫が窓から落下する危険性があります。

 

特に高層階に住んでいる場合や、窓の下に障害物がない場合は、猫が窓から飛び出してしまう可能性が高くなります。

 

猫が窓から落下すると、重大な事故につながる恐れがありますので、窓の高さに応じてフェンスやメッシュパネルなどの防止策をしましょう。

 

特に暑い日はカーテンを

窓を開ける場合でも、猫の体温調節には気を付けましょう。

 

夏場は日差しや風で猫が熱中症になる場合もありますので、カーテンを閉めたり、エアコンをドライモードで28度程度に設定したりすることが必要です。

 

猫は人間よりも熱に弱い動物と言われていて、体温が40度以上になると熱中症になります。

熱中症は命に関わることもありますので、猫の体温を上げすぎないようにしましょう。

 

また、冬場に窓を開けるケースは少ないかもしれませんが、換気などの目的で窓を開けて外出する場合もあるかもしれません。

 

そういった場合は、猫が寒さで凍えないように、毛布や電源を切ったコタツなどの防寒具を用意してあげましょう。

 

猫の留守番中に窓を開けるなら網戸の対策を

猫の留守番中に窓を開ける場合は、網戸の対策をすることがおすすめです。

 

網戸の対策をすることで、猫が外に出られないようにしながら、窓からの風や景色を楽しませてあげることができます。

 

ペット用網戸

猫の脱走防止のために、ペット用網戸という便利なグッズがあります。

 

ペット用網戸とは、猫が引っ掻いても破れにくい素材で作られた丈夫な網戸のことです。

窓の外側に取り付けることで、窓を開けても猫が外に出られないように対策できます。

 

ペット用網戸のメリットは、以下のとおりです。

 

・猫が窓からの風や景色を楽しめる

・猫が外に出たくなっても、網戸を破ったり開けたりできない

・網戸が外れて落ちる危険性が低い

・取り付けや取り外しが簡単で、工具や穴あけなどが不要

・透明度が高く、窓からの光や景色を遮らない

 

ペット用網戸のおすすめアイテム① LIXIL ペットネット

 

LIXIL ペットネット」はネットに樹脂コーティングが施され、猫の爪による引っ掻きにも強いペット向けの網戸です。

 

猫が爪を引っかけても網目がズレにくく、破れにくいのが特長です。網戸の動きを制限する網戸ストッパーはお好みの高さに取り付けが可能で、猫の不意な飛び出しを防止してくれます。

 

ペット用網戸のおすすめアイテム② SOLID-FLOW

 

SOLID-FLOW(ソリッドフロー)」は、張替え不要で簡単に設置できる破れない網戸です。

 

線径0.63mmの高耐錆ステンレスワイヤーを使ったステンレスメッシュで、錆びにくく劣化しないのが特徴です。

強度も高いため、猫が引っ掻いたり登ったりしても破れず、目ずれもしません。

 

オプションで猫が網戸を開けないようにする簡易網戸ストッパーを付けることも可能です。

 

フェンス・メッシュパネル

フェンスやメッシュパネルは、網戸の内側や外側に取り付けることで、猫が網戸を引っ掻いて外に飛び出すことを防ぐアイテムです。

 

金属やプラスチックなどの素材でできており、猫が破ったり噛んだりできないように作られています。

 

窓枠や天井に突っ張って固定するタイプのものが多く、窓のサイズや形に合わせて設置できます。

 

フェンス・メッシュパネルのおすすめアイテム① マルカン 猫網戸脱走防止フェンス

マルカン 猫網戸脱走防止フェンス」は、猫が網戸をよじ登ったり、網戸を破って脱走するのを防止するフェンスです。

 

スチールネットを上下に重ねて設置できるので、窓のサイズに合わせて自由に合わせられ、突っ張り棒で高さの調節も可能です。

 

普段、開け閉めをしない方の窓に設置しておくことで、網戸のようにお部屋の空気の入れ替えができます。

 

網戸メッシュシート

網戸の上から貼るだけで、網戸をよじ登ったり、破ってしまうことを防ぐメッシュシートもおすすめです。

 

ペット用網戸やフェンス・メッシュパネルよりも安価なものが多く、網戸のサイズに合わせて切り貼りできるため、手軽に猫の脱走を防止できます。

 

網戸メッシュシートのおすすめ① 網戸保護メッシュシート

網戸保護メッシュシート」は、猫の爪先よりも細かいメッシュで、猫はよじ登ることさえできません。

 

メッシュシートを好きなサイズに切れるので、どんなサイズの網戸にもフィットします。

付属の面ファスナーで簡単に取り付けられるところも、嬉しいポイントですね。

 

簡単に取り付けることができる分、賢い猫ちゃんが剥がしてしまわないか心配な飼い主さんは、在宅時に試してみると良いかもしれません。

 

窓を開けない場合は室温管理に気をつけよう

賃貸で網戸を取り替えることが難しい場合や、脱走対策が取りにくい場合、お留守番中に窓を開けるのはリスクが高いでしょう。

 

特に夏場に窓を閉め切ると猫の熱中症を招く危険があるため、猫のお留守番中に窓を開けない場合はエアコンや扇風機などで猫の体温調整をする必要があります。

 

猫にとっての快適な室温や湿度は?

猫にとっての快適な室温は24〜26度、湿度は50〜60%程度が目安と言われています。

 

猫の年齢や毛の生え方、体調などによっても個体差があるので、愛猫の様子を見ながら適切な温度と湿度を見極めましょう。

 

エアコンの設定方法は、冷房モードや暖房モードではなく除湿モードで28度くらいにすると良いです。

 

エアコンをつけっぱなしにして外出する際は、猫が誤って操作しないようリモコンの置き場所にも注意してください。

 

扇風機は猫の暑さ対策にならない?

扇風機は猫の暑さ対策にならないと言われています。

 

その理由は、猫が汗をかかないことや、扇風機が暑い空気を循環させるだけで室温を下げないことなどがあります。

 

しかし、窓を開けて外気を入れる場合や、涼風機能がついている場合は、室温管理に扇風機が効果的です。

 

扇風機の注意点として、以下の2点を押さえておきましょう。

 

・転倒して扇風機が破損する危険性がある

・猫が風に当たりすぎて風邪を引く可能性がある

 

お留守番にも活躍!窓辺が好きな猫におすすめのアイテム

ここからは、お留守番にも活躍する、窓辺が好きな猫におすすめのアイテムを3つ紹介します。

 

miraiON猫用ステップ&爪とぎ「JOYCATステップL」

JOYCATステップL」は「JOYCATシリーズ」は窓や壁に自由に設置、組み合わせできる吸盤式キャットタワーで、移動が簡単でレイアウトも自由。

飼い主さんも猫ちゃんも飽きずに楽しめます。

 

また、従来のキャットタワーや猫ベッド等のように、室内のスペースを占領しません。

好きな高さに設置できるので、猫が外を見やすいように取り付け可能です。

 

さらに、吸盤式は賃貸物件に最適!

DIYで壁掛けの設置にも対応しています。

 

遮熱クールアップ

「遮熱クールアップ」は、エアコンを使わなくても窓からの日差しを遮ることでお部屋を涼しく保つことを目的に作られたアイテムです。

 

積水ナノコートテクノロジーが持つ世界唯一の技術で、UVカットと遮熱効果を実現し、貼るだけで室内がマイナス11℃も涼しくなるのだとか。

 

また、ミラー効果で、日中は外から室内が見えにくくなり、プライバシーの保護にも効果的です。

 

猫のお留守番中に窓を開けるなら、安全第一に

猫は窓から外の世界を見るのが大好きですが、お留守番中に窓を開けるのはリスクがあります。

猫の快適さと安全性を両立させるために、窓を開けるときの注意点や対策を知っておきましょう。

 

また、猫の脱走を防止するアイテムとして、ペット用網戸、フェンス・メッシュパネル、網戸メッシュシートの3タイプをご紹介しました。

これらをうまく取り入れることで、お留守番中に窓を開けていても安心できます。

 

さらに、窓辺が好きな猫におすすめのアイテムを3つご紹介しました。

窓の鍵や網戸にいたずらをしがちな猫ちゃんでも、遊び場やおもちゃを工夫してあげることで気を逸らすことにもつながるでしょう。

 

この記事を参考にして、猫の快適さと安全性を両立できるようにしてくださいね。





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