
ペキニーズの健康と清潔さを保つためには、定期的なトリミングは欠かせません。
ペキニーズの被毛は、地面に付くほど伸び続け、抜け毛も多いのが特徴です。
そのため、放置すると毛玉や皮膚炎、転倒によるケガにつながる恐れがあります。
定期的なトリミングが必要とわかっていても、「どれくらいの頻度でサロンへ通えばいいの?」と悩む飼い主さんもいるのではないでしょうか。
本記事では、ペキニーズのトリミング頻度から自宅ケアの方法、人気のカットスタイルまで解説します。
ペキニーズにトリミングは必要!被毛の特徴とケアの重要性

ペキニーズは、定期的なトリミングが欠かせない犬種です。
まずは、ペキニーズが持つ毛の特徴とサロンへ通う目的について確認しましょう。
ダブルコートの被毛構造と換毛期の特徴
ペキニーズの毛は、皮膚を守るオーバーコートと体温を維持するアンダーコートを持つダブルコートです。
春と秋の換毛期には、気温に合わせてアンダーコートが生え変わるため大量の抜け毛が発生します。
また、首回りや耳、足の裏側に生える飾り毛は、放っておくと床につくほど伸び続けます。
定期的にトリミングに行くことで、毛玉を予防し、美しい被毛を保つことが可能です。
トリミングの目的は「皮膚トラブル予防」と「安全の確保」
トリミングには、愛犬の健康と安全を守る目的があります。
具体的な目的とその効果について以下の表にまとめました。
| トリミングの目的 | 得られるメリット |
|---|---|
| 皮膚トラブルの予防 | 被毛の通気性を高め、湿気や汚れによる細菌の繁殖を防ぐ |
| 清潔さを保つ | お尻周りや足元、顔周りをカットし、排泄や食事の汚れを付きにくくする |
| 安全の確保 | 地面に付かないように毛をカットして、フローリングでの転倒やケガを未然に防ぐ |
見た目の美しさだけでなく、犬の体を守るために定期的なトリミングが大切です。
トリミングをしないとどうなる?毛玉や皮膚炎のリスク
ペキニーズの毛をカットせず放置すると、さまざまな悪影響を引き起こします。
手入れを怠ったときに生じる主なリスクは以下のとおりです。
- 抜け毛が絡まり合い、固い毛玉ができる
- 毛玉に皮膚が引っ張られて、痛みを感じる
- 皮膚の通気性が悪化して、皮膚炎が生じる
- 伸びすぎた毛で滑り、ケガをする
頑固な毛玉で覆われた皮膚は、細菌が繁殖して不衛生な状態になります。
愛犬が不快な思いをしないように、計画的なトリミングで健康な皮膚を守りましょう。
ペキニーズのトリミング頻度は?シャンプー・カットの目安

ペキニーズのトリミングの頻度は、月1回程度が目安です。
しかし、愛犬の年齢によって、適切なトリミングの頻度は異なります。
ここからは、全身カットやシャンプーの理想的な頻度から、子犬やシニア犬の注意点まで解説します。
全身のトリミング(カット)は月1回が目安
ペキニーズは被毛が伸び続ける犬種のため、全身カットは月に1回を目安に依頼し、毛玉や汚れを予防しましょう。
とくに足裏や肛門周りは、毛が伸びすぎると不衛生な状態になるため、定期的なカットが欠かせません。
自宅での全身カットは難易度が高いため、定期的にサロンへ通って、愛犬の体を清潔に保つことが大切です。
シャンプーの頻度は月1~2回程度が理想
ペキニーズのシャンプーは、月に1〜2回を目安に実施します。
自宅とサロンのどちらでもシャンプーできますが、被毛を長く伸ばしたフルコートの場合は、毛の根元まで乾かすのは難しいため、プロへ任せるのが安心でしょう。
また、シャンプーのしすぎは、皮膚に必要な皮脂まで落としてしまう可能性があるため、洗いすぎには注意が必要です。
自宅で愛犬のシャンプーをする飼い主さんは、「WHOLE IN ONE」の導入を検討してみてください。

「WHOLE IN ONE」は、取り付けるだけでウルトラナノバブル水を発生させる装置です。
ウルトラナノバブル水は通常のシャワーでは届きにくい毛穴の奥まで浸透し、皮脂汚れや雑菌を除去します。
肌への負担が少ないので、敏感肌の愛犬にもおすすめです。
子犬やシニア犬のトリミング頻度と注意点
子犬やシニア犬の場合は、年齢や体力に合わせてトリミングの頻度を調整する必要があります。
子犬の場合、初めてのトリミングはすべてのワクチン接種が完了してから2週間〜1ヶ月後を目安に開始し、月1回を目安にカットすると衛生的に保てます。
一方で、体力のないシニア犬は、手早く終わる短いカットスタイルへの変更を検討してみてください。
全身をハサミで仕上げるスタイルは、施術に時間がかかるため、バリカンを使用するスタイルへの変更がおすすめです。
また、月に1度のトリミングが負担になる場合は、トリミングの頻度を減らし、自宅でのケアに切り替える工夫も必要です。
自宅でできるペキニーズの被毛ケアの方法

ペキニーズの美しい被毛を保つには、サロンでの手入れに加えて、自宅でのこまめな被毛ケアも欠かせません。
ここからは、自宅でできるケア方法を解説します。
ブラッシングの頻度と正しいやり方
ペキニーズの被毛は密集しており、毛玉ができやすいため、毎日のブラッシングが欠かせません。
ペキニーズのブラッシングには、スリッカーブラシとコームを用意します。
自宅でブラッシングをする際のポイントは、以下のとおりです。
- スリッカーブラシで毛先から毛の束をほぐす
- 毛をかき分けて根元までとかす
- 耳の後ろや脇の下などは入念にブラッシングする
- 最後にコームで全体をとかし、抜け毛や毛玉がないか確認する
スリッカーブラシを強く当てすぎると、皮膚を傷つける可能性があるため、飼い主さんの手の甲に当てて、手が痛くならない程度の力加減で使用しましょう。
目・顔まわり・耳のケア方法
ペキニーズの顔の構造上、顔まわりや耳は、汚れが溜まりやすい部位です。
以下の表を参考に、自宅ケアを取り入れてみてください。
| ケアする部位 | ケア方法 | ケアの頻度 |
|---|---|---|
| 目・目の周り | 濡れたコットンで優しく拭き取る | 1日1回 |
| 鼻の上のシワ | 皮脂汚れや涙による汚れを濡れたコットンやペット用のウェットシートで優しく拭く | 2日に1回 |
| 耳の中 | ガーゼやコットンにイヤークリーナーを染み込ませて見える範囲の汚れを拭く | 1週間に1回 |
こまめに顔まわりを清潔に保つと、ニオイの軽減にも効果的です。
足裏カット・爪切りの基本
ペキニーズのケガを防ぐには、足裏の毛のカットと爪切りも欠かせません。
伸びた爪や足裏の毛を放置すると、フローリングなどで滑りやすく、転倒してケガをする原因になります。
爪切りと足裏の毛のカットの頻度は、月に1~2回程度です。
自宅ケアのポイントは、以下のとおりです。
| ケアする部位 | ポイント |
|---|---|
| 爪 |
|
| 足裏の毛 |
|
サロンに任せるべきケースとは
自宅での手入れが難しいと感じる場合は、愛犬にケガをさせる恐れがあるため、無理をせずプロのトリマーに任せるべきです。
愛犬がケアを激しく嫌がる場合や、皮膚に密着する固い毛玉がある場合、素人が無理に切ろうとすると皮膚を傷つける恐れがあります。
少しでも不安を感じたときは、安全を最優先してサロンへ依頼してください。
ペキニーズのトリミングカットの種類と人気スタイル

ペキニーズには、さまざまなカットスタイルが存在します。
ここからは、サマーカットから優雅なフルコートまで人気のスタイルを紹介します。
お手入れが楽になる人気のサマーカット

サマーカットは、バリカンを使って全身の毛を短く刈り込むスタイルです。
サマーカットには、以下のようなメリットがあります。
- 日々のブラッシングにかかる時間を短縮できる
- シャンプー後のドライヤーが素早く終わる
- 毛に汚れが付着しにくくなる
愛犬の体を清潔に保ち、手入れが楽になるので、人気のカットスタイルです。
コアラカット・ライオンカットなどデザインカット
愛犬の個性を引き立てたい場合は、デザインカットもおすすめです。
デザインカットは、ほかの犬とは違うオリジナルのおしゃれを楽しめます。
コアラカットは、耳の飾り毛を丸く整えて、顔を丸く作りコアラのような愛らしいシルエットにするスタイルです。
一方、ライオンカットは顔周りと胸の飾り毛を残し、体は短く刈り上げて勇ましい仕上がりになります。
手入れの楽さと可愛さを両立したい飼い主さんには、デザインカットがおすすめです。
フルコート・飾り毛残しスタイル

ペキニーズが本来持つ、長く優雅な被毛を活かすのがフルコートスタイルです。
しかし、全身を長く伸ばすとこまめなブラッシングで毛玉を予防する必要があり、手間がかかります。
手入れが難しい場合は、体は短くしつつ、耳や尻尾の飾り毛だけを長く残すスタイルも人気です。
愛犬の負担にならない範囲で、華やかなスタイルを楽しんでみましょう。
ペキニーズのトリミングはサロンと自宅ケアを組み合わせましょう

ペキニーズのトリミングは月1回程度を目安とし、サロンと自宅ケアを組み合わせることが大切です。
毎日のブラッシングや顔まわりの手入れを続けると、愛犬の皮膚トラブルを予防でき、美しい被毛を楽しめます。
ただし、全身や顔周りのカットなどの難しいケアは、自宅で行うとケガをする恐れがあるため、無理をせずプロへ任せると安心でしょう。
愛犬の体調やライフスタイルに合うカットスタイルを選び、快適な暮らしを楽しんでみてください。



