
大型猫であるサイベリアンは、成長すると体重が10kg近くになることも珍しくありません。
活発に動く一方で太りやすい体質でもあるため、室内でもしっかり運動できる環境づくりが大切です。
しかし、体が大きい分、一般的なタワーでは安定感が足りずに倒れてしまう危険もあります。
この記事では、愛猫の安全を守るために必要な耐荷重や成長に合わせた設置のタイミング、おすすめのキャットタワーについて解説します。
サイベリアンにキャットタワーが必要な理由

大型猫のサイベリアンが室内で健康に過ごすには、十分な運動ができる環境を整え、高い場所に居場所を作って本能を満たしてあげることが大切です。
キャットタワーがあれば、肥満やストレスの解消だけでなく、家具へのイタズラを減らす効果も期待できます。
上下運動で太りやすい体質をカバーする
ロシアの厳しい環境をルーツに持つサイベリアンは、高い場所へ登ったり跳ねたりして活発に動くことを好むといわれています。
その反面、食欲が旺盛で太りやすい傾向も見られるため、家の中が平面の移動だけだとどうしても運動不足になりがちです。
上下運動ができるキャットタワーがあれば、全身の筋肉をしっかり使って効率よくカロリーを消費でき、がっしりした体格を維持できます。
若いうちから段差を上り下りする習慣をつけておけば、大型猫に多い関節のトラブルを遠ざけることにもつながるはずです。
高い場所に居場所を作ってストレスを解消する
高いところから周囲を眺めるのが好きなサイベリアンにとって、部屋中を見渡せるタワーの上は、安心して過ごせる自分だけの居場所です。
高い場所にリラックスできるスペースがあるだけで、気持ちにゆとりを持って過ごせるようになります。
来客があったときや掃除機の音が気になるときなど、タワーの上に逃げて一休みできる場所があるのは愛猫にとって心強いものです。
おっとりした性格のサイベリアンが自分のペースを守って暮らすためにも、周囲を眺められる高い寝床を用意してあげましょう。
爪研ぎでイタズラを防ぐ効果も
体が大きく力の強いサイベリアンが壁や柱で爪を研ぐと、家へのダメージも大きくなりやすいものです。
爪研ぎができるタイプを選んでタワーで研ぐ習慣が身につけば、お気に入りのソファやカーテンを傷つけられる心配も少なくなります。
タワーの支柱(ポール)なら背筋を思い切り伸ばして力を込められるので、愛猫にとってもストレス発散につながるでしょう。
サイベリアン用キャットタワーの選び方

体が大きく成長し、運動量も豊富なサイベリアンには、重さや動きによる衝撃をしっかり受け止められるスペックのキャットタワーが必要です。
愛猫が安全に、心地よく使い続けられるタワーを選ぶためのポイントをまとめました。
耐荷重は15kg以上で、支柱が太いもの
サイベリアンのオスは成長すると10kg近くになることもあるため、タワーを選ぶ際は全体の安定感を重視しましょう。
各ステップの耐荷重が15kg以上あり、体を支える支柱ができるだけ太くて安定したものだと安心です。
細い支柱だと飛び乗った際の揺れが大きくなりやすく、愛猫が不安を感じて使わなくなってしまう原因にもなります。
転倒を防ぐ「重い底板」または「突っ張り固定」
勢いよくジャンプしてタワーに飛び乗るサイベリアンには、土台がしっかりしたタイプが適しています。
据え置き型なら、底板に厚みがあって重く、重心が低いものを選ぶと転倒のリスクを減らせるでしょう。
高さのあるタワーを検討中なら、天井でしっかり固定できる突っ張り型がおすすめです。
寝床は丸まっても落ちない直径40cm以上
大きな体を丸めてゆったり休めるよう、タワーに付いているベッドやハウスのサイズにも注目してみましょう。
サイベリアンなら、直径が40〜50cmほどあるゆとりのある大きさが理想的です。
体がはみ出してしまうと寝心地が悪く、リラックスしきれないこともあります。
愛猫がのびのびと体を預けられる広さがあれば、お気に入りの場所として長く愛用してくれるでしょう。
サイベリアンのキャットタワーはいつから必要?
キャットタワーを用意する時期は、愛猫が成長していく様子を見ながら決めていくのが安心です。
子猫のうちは安全に体を動かせる環境を整えてあげて、活発さが増してきた頃に本格的なタワーへ移るようにしましょう。
生後4ヶ月〜:ケージを活用して安全に足腰を鍛える
生後4ヶ月ごろの子猫は少しずつ活発に動き回るようになりますが、まだ足腰が未発達で高い場所から落ちてしまう心配もある時期です。
まずは2〜3段あるケージの中で上下に動く練習をさせたり、高さの低いミニタワーから慣れさせたりするのが良いでしょう。
無理に高い場所へ登らせるのではなく、低い段差で少しずつ筋肉を育ててあげることが大切です。
生後7ヶ月〜:本格的なキャットタワーで運動環境を整える
身体能力が上がり、ジャンプ力もついてくる生後7ヶ月ごろからは、大人用のキャットタワーを使い始める良いタイミングです。
サイベリアンは大型猫なので、この時期には体もしっかりしてきて、より広い範囲を動きたがるようになるでしょう。
お気に入りのタワーがあれば、家の中でも思い切りエネルギーを発散できるため、ストレスの解消にも役立ちます。
成長に合わせてがっしりした作りのタワーを用意してあげると、愛猫も自分のペースでより活発に過ごせるようになります。
大型猫でも安心!サイベリアンにおすすめのキャットタワー4選

体が大きく成長するサイベリアンには、一般的なタワーよりも頑丈でゆとりのある設計のものを選んであげたいところです。
ここでは、サイベリアンにおすすめのキャットタワーを厳選してご紹介します。
Mauタワー「リッチエッグ」|大型猫専用のゆったり設計

Mauタワー「リッチエッグ」は、大型猫が使うことを前提にすべてのパーツが広々と設計されています。
消耗しやすい麻ポールやベッドなどの各パーツは、個別に交換できます。
勢いよく爪を研いでボロボロになっても、必要な部分だけを取り替えて補修しながら長く使い続けられるのが嬉しいポイントです。
RAKU「木登りタワー」|スリムなのに耐荷重15kgで安心

お部屋のスペースを有効に使いたい方には、天井でしっかり固定するRAKU「木登りタワー」が適しています。
直径9cmの太い支柱は安定感があり、耐荷重も15kgと頼もしいスペックです。
セットになっている透明ボウルを使えば、リラックスしている愛猫の可愛い肉球やお腹の様子を真下から眺めることができ、飼い主さんにとっても癒やしの時間が増えるでしょう。
Mwpo「キャットタワー」|天然木でインテリアに馴染みやすい

お部屋のインテリアに自然に馴染ませたいなら、ラバーウッド(ゴムの木)の天然木を使用したMwpo「キャットタワー」がおすすめです。
木製なので猫の毛が絡みつきにくく、さっと拭くだけでお手入れができるため、お掃除の負担も軽くなります。
付属の大きなハンモックやミニハウスは、体が大きなサイベリアンでもゆったりとくつろげる広さがあります。
STADIUM「S CLASS」|6本の支柱で安定感も抜群

タワー全体の安定性を重視したいなら、6本の太い支柱で構造を支えるSTADIUM「S CLASS」をチェックしてみましょう。
活発なサイベリアンが勢いよく飛び乗ってもぐらつきにくい設計に加え、板材や接着剤にも安全性を考えた素材が使われています。
多頭飼いの方はもちろん、愛猫が毎日触れるものだからこそ、素材の質まで気にかけてあげたい飼い主さんにもおすすめです。
サイベリアン用キャットタワーの設置ポイント

サイベリアンのキャットタワーは、窓際や壁際に設置するのが適しています。
ここでは、設置のポイントについて詳しくみていきましょう。
直射日光が当たりすぎない窓際がおすすめ
窓際にタワーを設置して外の動くものを見られるようにすると、室内でも適度な刺激を得られるでしょう。
ただし、厚い被毛を持つサイベリアンは暑さに弱いため、熱がこもりやすい場所への設置には注意が必要です。
直射日光が長時間当たる場所は避け、温度が上がりすぎない位置を選んで設置してあげましょう。
壁際やコーナーに寄せて安定感をさらに高める
体重が重くパワーのあるサイベリアンが勢いよく飛び乗ると、キャットタワーに大きな衝撃がかかります。
安全性を高めるためにも、据え置きタイプは部屋の角に寄せて設置し、物理的な揺れを抑えることが大切です。
コーナーに配置すれば、ジャンプした際のぐらつきを最小限にでき、転倒のリスクを軽減できます。
愛猫が安心して上り下りできるよう、土台の安定感を確認しながら場所を決めてあげましょう。
家具の色に合わせた「木製」や「白系」で圧迫感を軽減
大型猫用のタワーはサイズが大きくなりやすいため、色選びによって部屋の印象が変わります。
棚やテーブルなどの家具と色味を合わせた「木製」のものや、壁紙の色に近い「白系」を選ぶと、視覚的な圧迫感を抑えられるでしょう。
インテリアに馴染む色や素材を選ぶことで、大きなタワーを置いても部屋が狭く感じにくくなります。
愛猫の使いやすさとあわせて、リビング全体のまとまりを考慮して選ぶのがおすすめです。
サイベリアンに適したキャットタワーで愛猫の安全を守ろう
サイベリアンが室内で健康に過ごすには、十分な耐荷重と安定性を備えたキャットタワーが必要となります。
体が大きく活発に動くため、15kg以上の耐荷重があるものを選び、揺れを抑えられる場所に設置して安全を確保するのがポイントです。
愛猫の成長や性格に合わせた最適なタワーを用意して、運動不足やストレスのない環境を整えてあげましょう

(マルチーズ×キャバリア/男の子)(キンカロー/男の子)




