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愛犬の滑り止め対策には靴下がおすすめ!メリットや選び方を解説

フローリングなど滑りやすい床が多い家だと、愛犬の滑り止め対策が大切になってきます。滑り止め対策には、さまざまな方法がありますが、そのなかでも犬用の靴下の着用がおすすめです。

 

今回は、

  • 靴下を履かせるメリット
  • 靴下の選び方
  • 靴下を履かせるときの注意点

など、犬用の靴下を初めて購入する方に向けて、靴下のよさをご紹介します。愛犬に靴下を履かせる方法も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

犬に靴下を履かせるメリット

犬に靴下を履かせると、滑り止めだけでなくさまざまなメリットがあります。ここでは、靴下を愛犬に履かせるメリットを4つ紹介します。

 

滑り止め

ツルツルとしたフローリングや大理石は、愛犬にとって滑りやすく、転倒の恐れがあります。また滑りやすい床では、愛犬は常に踏ん張って歩いているため、足腰に負担がかかるとされています。

 

犬用の靴下には、底に滑り止め機能の付いたものが販売されています。滑り止めが付いていることで、滑って転倒する可能性を軽減できます。さらに踏ん張って歩く必要がなくなるので、足腰への負担軽減も期待できます。

 

肉球の保護

肉球は、犬が歩くときのクッションのような役割があります。肉球が傷つくと、クッションの役割ができず、治るのに時間がかかります。またケガをしたまま歩くことで傷口に菌が入り、悪化する可能性があります。肉球が傷つかないように保護するには、靴下を履かせることをおすすめします。

 

とくに、靴下は災害時に役立ちます。急な災害で避難が必要になったときに、ガレキやガラスなどの上を歩かなければならない場合があります。日頃から履きなれている靴下を、防災グッズとして準備しておくと安心です。

 

また、冬場の乾燥からも肉球を保護できます。肉球は乾燥するとひび割れを起こし、歩行時のクッションやブレーキの役割を十分に果たせなくなります。愛犬の安全な歩行のためにも、肉球の保護は重要です。

 

防寒対策

寒い時期に愛犬に靴下を履かせると、寒さ対策になります。敷物や床暖房を設置していない床は、室温が下がると冷えやすく、地面近くにいる犬は、人間より寒さを感じやすいとされています。床でよく寝ている愛犬には、体を冷やさないように靴下を使用しましょう。

 

また寒さに弱い短毛の犬種やシニア犬は、体が冷えて体調を崩しやすいため、十分に防寒対策を行う必要があります。短毛犬種とシニア犬には、特に室内での靴下の使用をおすすめします。

 

足腰の弱い犬のサポート

加齢やケガによって歩行が上手くできない愛犬の場合、足を引きずって歩いてしまう場合があります。足を引きずると、歩行のときに爪や肉球を床で傷つける可能性があります。靴下を履くと、爪や肉球の保護ができます

 

また、歩行をサポートする機能が付いた靴下も販売されており、必要に応じて用意することをおすすめします。

 

犬用の靴下を選ぶポイント

犬用の靴下は、サイズが種類が豊富にあります。会社によってサイズ表記や機能性が異なるため、愛犬に合ったものを選ぶことが重要です。

 

ここでは、靴下を選ぶ際のポイントを3つ紹介します。

 

サイズ

まずは、愛犬の足のサイズを正確に測ることが大切です。犬の足のサイズは個体差が大きく、前足と後ろ足でもサイズが違う可能性があります。また同じ犬種でも足のサイズは大きく異なります。靴下は衛生上の問題で、返品が難しい場合が多いため、しっかり愛犬の足のサイズを採寸しましょう。

 

足のサイズの採寸方法の一例を紹介します。

 

①白い紙とペン、メジャーを用意する

②白い紙の上に愛犬の足を置く

③足を軽くおさえて、横幅の一番長い箇所に印を付ける

④同様に、縦幅の一番長い箇所に印を付ける

⑤印を付けた部分をメジャーで測る

 

用途

どのような目的で靴下を履かせるのかによって、靴下の選び方は変わります。例えば、防寒目的の場合は、厚手の生地でできた靴下がおすすめです。室内のフローリングの滑り止め対策の場合は、滑り止め機能の付いた靴下。足腰が弱い犬の歩行サポートならば、足腰のサポート機能が付いた靴下を選びましょう。

 

飼い主さんが必要としている用途に合わせて、ぴったりな靴下を探してみてください。

 

機能性

愛犬のために靴下を選ぶ際には、履きやすさや履き心地などにもこだわって選ぶことが重要です。伸縮性のある靴下は、愛犬に履かせやすく、履いている間も動きにくさを感じにくいというメリットがあります。

 

靴下によっては、脱げにくい設計のモノも販売されています。靴下がずれて脱げてしまう場合は、脱げない工夫がされている靴下がおすすめです。

 

また肉球は、夏場に汗をかき、体温を調節する役割があります。暑い時期に履かせるときには、通気性のよい靴下を選びましょう。

 

おすすめの犬用靴下5選

ここからは、おすすめの犬用靴下を5つ紹介します。機能性も紹介しますので、ぜひ愛犬の靴下選びの参考にしてみてください。


「ライフライク 折り返しベーシックソックス」

おしゃれな折り返しデザインの靴下です。履き口は伸縮性があり、犬に履かせやすい設計になっています。足首部分にはずれ落ち防止テープが付いているのが特徴。動きまわってもずれ落ちにくく、脱げにくいのがメリットです。折り返して着用することで、ずれ落ち防止テープが隠れて、見た目をすっきり見せることができます。

 

裏地の目が細かく爪が引っ掛かりにくくなっており、犬の着脱のしやすさを考えて作られています。カラーは、クラウドブルー・ココア・グレープ・スモーキーグリーンの4種類を展開。サイズはSS・S・M・L・LLサイズの5種類から選べます。


「ピカコーポレイション Skitter(スキッター)」

滑りにくさと脱げにくさを追求した靴下です。靴下の裏面と表面足の甲部分、両方にシリコン素材の滑り止めが付いているため、靴下が歩行中に回転しても安心です。靴下の生地には、伸縮性と通気性に優れた綿を採用。柔らかく優しい手触りで、愛犬の肉球を包み込みます。犬の骨格構造に合わせて設計されており、脱げにくい作りをしています。

 

サイズは、XS・S・Mの3種類。カラーはウーリーネイビーやストーンピンクなど17種類と豊富に展開されています。国内の人間用の小物の基準を採用して検査や摩擦試験を行っており、愛犬の安全に配慮された作りになっています。


「docdog skitter plus」

獣医師監修で作られた靴下です。足の関節上部までカバーできるロング丈のデザインが特徴。履き口が関節部分に引っ掛かるため、脱げにくい作りになっています。また足首には、ストラップが付属しています。ストラップも併用することで、脱げにくさをアップすることができます。滑り止め加工は、足先の前面を覆うようなデザインで、靴下が回転しても滑りにくい設計です。

 

サイズは、XXS~XLまでの7種類を展開。カラーはフラミンゴピンクとタンポポイエローの2種類です。ネットに入れることで、洗濯機で洗濯できるのも嬉しいポイントです。


「MILASIC 犬用ソックス」

滑り止めのシリコン素材を使用し、滑りにくい設計の靴下です。伸縮性があり、愛犬の足にフィットします。マグネットテープが付いており、脱げないようにしっかりと固定できます。

 

サイズはS・M・Lの3種類。色はブラック・ブルー・レッドから選べます。足の甲のシリコン部分は伸縮性がないため、愛犬の足のサイズをしっかり測ってから購入することをおすすめします。

「コムペット ホロノア ワンソク」

犬の歩行をサポートする機能が付いた足首サポーターです。立体縫合で作られているため、愛犬の足のサイズにぴったりフィットします。「引き上げベルト」によって足の甲を上向きに固定でき、足を本来の位置に戻すことで足への負担を減らすことができます。足底には、滑り止め機能のあるゴムが付いているので、フローリングなどの滑りやすい床でも歩きやすくなるのがポイントです。

 

サイズはS・M・L・LLの4種類。カラーはレッドとブルーの2色を展開しています。足を引きずって歩くシニア犬や床で滑りやすい犬におすすめの商品です。

 

靴下を履かせる方法

一度も靴下を履いたことがない犬に、靴下を履かせる際には、無理やり履かせるのではなく、徐々に慣らしていくことが重要です。ここでは、愛犬に靴下を履かせる手順を紹介します。

 

手順①:足を触られることに慣れてもらう

靴下を履かせるには、毎回、愛犬の足を触る必要があります。足を触られることを嫌がる愛犬の場合は、まずは触られることに慣れてもらいましょう。日頃から足を拭いたり、肉球を触ったり、爪切りをしたりとコミュニケーションを積極的に行います。

 

足を触る際には無理やり触るのではなく、触れたら褒めたり、おやつを与えたりして「飼い主が足を触るとよいことがある」と覚えてもらうのがポイントです。

 

手順②:前足だけ・後ろ足だけ履かせて歩く練習をする

足を触ることに慣れたら、次に、前足だけ靴下を履かせます。犬の足先は、前足よりも後ろ足の方が敏感で、違和感を感じやすいため、まずは前足だけ練習しましょう。前足だけ履かせたら、リードをつけて歩く練習を行います。

 

最初は違和感で、犬が動かなかったり、自分で靴下を脱ごうとする可能性があります。おもちゃやおやつなどで気を引きながら、愛犬が楽しく歩けるように工夫をしましょう。

 

前足に慣れてきたら、次は後ろ足だけ靴下を履かせて同じように歩く練習を行います。

 

手順③:両足に靴下を履かせて歩く練習をする

最後に、両足に靴下を履かせて歩く練習をします。違和感なく歩けているようであれば、リードを外して様子をみましょう。靴下を噛んだり、自分で脱ごうとした場合は、おもちゃなどで気を引いて、靴下から意識を逸らします。

 

最初は短時間から始めて、徐々に靴下を履いている時間を伸ばしていきましょう

 

靴下を履かせるときの注意点

 

犬に靴下を履かせるときには、長期間履かせたままにしないことが重要です。犬は、肉球に汗をかいて体温調節を行います。肉球が長期間覆われたままになると、肉球や肉球の間が蒸れて、雑菌が繁殖しやすくなります。雑菌が繁殖すると、においの原因となったり、肉球の炎症を引き起こしたりする恐れがあります。靴下はこまめに洗濯して清潔に保ちましょう。

 

また犬は足に靴下を履く習慣がないため、最初は違和感を感じて嫌がります。嫌がる愛犬に、無理やり靴下を履かせ続けると、ストレスの原因となってしまいます。始めから長時間履かせるのではなく、上記で紹介した「靴下を履かせる方法」を参考に、徐々に慣らすようにしましょう。

 

愛犬が靴下にどうしても慣れない場合や、足を触られることを極度に嫌がる場合は、靴下を履かせない方がよいでしょう。フローリングなどの滑り止め対策は、靴下以外にもあります。

靴下以外の滑り止めアイデアはこちらの記事をチェック!

➤愛犬のための「床」滑り止めアイデア!便利グッズをご紹介

 

犬用の靴下を上手に活用しましょう

今回は、靴下を履くメリットや靴下の選び方、愛犬に靴下を履かせる方法について紹介しました。

 

犬用の靴下は、滑り止めの役割だけでなく、防寒や肉球の保護、歩行のサポートなどさまざまなメリットがあります。とくに年齢を重ね、足を引きずってしまう愛犬には、歩行のサポートと足先の保護ができるためおすすめです。

 

犬の足の大きさは個体差が大きく、靴下を購入する際には、きちんと愛犬の足のサイズを測っておくことが重要です。愛犬が靴下に慣れない場合は、靴下の着脱にストレスを感じるので、他の滑り止め対策を考えた方がよいでしょう。

 

靴下に慣れてきた愛犬には、外でも肉球を保護できる靴の着用もおすすめです。とくに暑い時期には、アスファルトによって肉球がやけどをするのを防ぐことができます。犬の靴については、こちらの記事をチェック!

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