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【猫の爪とぎ】好みに合わせて選ぼう!素材や設置場所別のおすすめ17選

「爪とぎ」は猫と暮らすときに必ず用意しておきたいグッズのひとつです。

種類も豊富でどれを選んだらよいか迷ってしまいますよね。

 

しかしいろいろ迷って買ってきても、愛猫が全然使ってくれなかったり、壁やソファなど傷つけてほしくない場所で爪をといでしまったり……そんな経験はないでしょうか?

 

今回は、猫の好みや設置場所に合わせた爪とぎの選び方についてご紹介します。

 

猫に爪とぎが必要な理由

猫にとって爪とぎとは本能的な行動であり、いろいろな意味や目的が含まれています。

 

武器のメンテナンス

 

狩りの際に武器になる爪。

爪をといでお手入れをするのは、猫が自然界で生きていくために大切な行動です。

 

多層構造である猫の爪は、爪とぎをすることで表面の古い角質がはがれ、鋭くとがった新しい爪が出てきます。

いつでも狩りで使えるよう、爪とぎで武器のメンテナンスをしているのです。

 

マーキング

 

爪とぎはマーキング行動のひとつでもあります。

 

肉球から出る分泌物により、ニオイをつけて縄張りをアピールする嗅覚的なマーキングと、「爪とぎ跡」という視覚的なマーキングがあります。

 

一度マーキングをした場所には繰り返し爪とぎをするようになるため、ソファなどの家具はどんどんボロボロになっていってしまいます。

 

気分転換やストレス発散

 

ストレスを感じ、イライラした時などに爪とぎをして気持ちを落ち着けます。

 

ストレス以外でも気分が高揚した時や、寝起きのストレッチとして爪とぎをすることもあり、爪とぎは猫にとって気分転換のひとつになっています。

 

猫の爪とぎの選び方とおすすめグッズ

 

猫にとって大事な爪とぎですが、壁や柱、家具など爪とぎをしてほしくない場所はたくさんありますよね。

 

飼い主にとって傷つけてほしくない場所で爪とぎをしていたらつい叱ってしまいたくなるかもしれませんが、それは逆効果。

猫は余計ストレスを感じてしまいます。

 

飼い主がやるべきことは、猫が思う存分爪とぎができる環境を整えてあげることです。

 

愛猫の行動を観察し、好きそうな爪とぎ器の素材や設置場所を見つけてあげましょう。



 

素材で選ぶ

 

猫用の爪とぎには、大きく分けて3つの種類があります。

 

・ダンボール製

・麻製

・木製

 

それぞれ解説していきます。

 

ダンボール製の特徴

 

比較的柔らかい素材なのでカスが出やすいですが、サイズやデザインなど種類が豊富です。

安価なので爪とぎを初めて導入する際におすすめです。

 

画像引用:ペットの道具屋さん

おすすめ①▶両面使えるつめみがき

 

ホームセンターなどでも多く販売されているため、手に入りやすい商品です。

特に初めて猫を飼う方はこのタイプから試してみてはいかがでしょうか。

猫の好みがまだ分からない場合でも、リーズナブルな価格なので手軽に試せるのが嬉しいポイントです。

 

麻製の特徴

硬めの素材でしっかり爪をとぐことができます。

ダンボール製ではあまり爪をといでくれない猫には、麻製を試してみましょう。

ただ、麻のニオイが苦手な猫もいるため好みが分かれます。

 

画像引用:ペットの道具屋さん

おすすめ②▶麻つめみがき

 

このタイプの商品も、ホームセンターで安価で手に入ります。

消耗品なので、まとめ買いをしてストックしておくと便利です。

 

木製の特徴

 

耐久性があり力いっぱいとげるので、猫のストレス発散になります。

野良猫は生えている木で爪をとぐことが多いので、野良出身の猫には気に入ってもらえるでしょう。

あまり市場に出回っておらず、価格も3種類の中では一番高い傾向です。

 

画像引用:杉にゃん本舗Web本店

おすすめ③▶【送料無料】本能の爪とぎ 水平置き エコノミーMサイズ

 

ダンボールや麻製ではすぐにボロボロになってしまう爪とぎも、木製タイプなら丈夫なので長く使用できます。

とぎカスも少ないため、お掃除もラクです。

 

爪とぎをする場所で選ぶ

 

壁での爪とぎが好きな猫におすすめ

 

壁や柱でバリバリ爪をといでしまう猫には、壁に設置できるタイプの爪とぎがおすすめです。

素材別に3種類ご紹介します。



 
ダンボール製

画像引用:ペット用品通販 ペピイ

おすすめ④▶吸着壁に貼れる猫の爪とぎ| 引っ掻き対策| ペット用品の通販サイト ペピイ(PEPPY)

 

平面部分やコーナー部分に取り付けて使用します。




 
麻製

画像引用:ペット用品通販 ペピイ

おすすめ⑤▶組み立て簡単コーナーガード| 猫用爪とぎ| ペット用品の通販サイト ペピイ(PEPPY)

 

コーナー部分に取り付け、上部には猫がくつろげる台座もあります。

 
木製

画像引用:ペット用品通販 ペピイ

おすすめ⑥▶壁に貼れる爪とぎボード (壁保護爪とぎ)| 猫用爪とぎ| ペット用品の通販サイト ペピイ(PEPPY)

 

壁にネジで固定して取り付けます。とぎカスやささくれが少ないシナ材が使用されています。

 

ソファでの爪とぎが好きな猫におすすめ

 

ソファで爪とぎをしてしまう猫はとても多いと思います。

(筆者宅のソファも、度重なる猫の爪とぎでボロボロです……。)

 

ソファにかぶせるタイプの爪とぎがあれば、大事な家具を傷めません。

 

画像引用:ペット用品通販 ペピイ

おすすめ⑦▶どこでも爪とぎマット (猫用麻製爪とぎ)

 

背もたれや肘掛け部分に掛けて使用します。

麻製の素材で、しっかりと爪がとげます。

 

カーペットでの爪とぎが好きな猫におすすめ

 

カーペットでガシガシ爪とぎをしてしまう猫には、マットタイプの爪とぎがおすすめです。

 

画像引用:ペットの道具屋さん

おすすめ⑧▶ノンスリップ麻のツメとぎマット

 

裏面にラバー加工が施してあるので、フローリングの上に置いても滑りにくく、表面は耐久性が高い天然麻で仕上げてあるのでホコリが出にくく、猫もしっかり爪がとげます。





 

画像引用:Amazon.co.jp: FUKUMARU

おすすめ⑨▶Amazon | FUKUMARU 猫用スクラッチャーマット | FUKUMARU | 爪とぎ 通販

 

メキシコやブラジルなどの熱帯地方に生息する植物でつくられた「サイザル麻」を使用しており、とても丈夫です。

インテリアにもなじみやすい色合いで、爪とぎだけでなく猫がくつろぐ場所としても使えます。

 

その他

ケージに取り付けるタイプ

ケージに設置すれば、ケージ内で休んでいるときや遊んでいるときに自然と爪とぎができます。

 

画像引用:ペットの道具屋さん

おすすめ⑩▶necoco ネココ つめみがきホルダー

 

ダンボール製や麻製の爪とぎをはさんで使用します。

※爪とぎ本体は別売りです。



 

画像引用:ペットの道具屋さん

おすすめ⑪▶キャットわくわくボードSET

 

力いっぱい爪をとぎたい猫には、木製のボードをケージ内に設置してあげましょう。

 

画像引用:ペットの道具屋さん

おすすめ⑫▶キャットわくわくポールシリーズ | キャットわくわくポール400

 

麻ひもを巻きつけたタイプの爪とぎで、ケージだけでなく壁にも固定できます。

 

キャットタワーと一体型になっているタイプ

キャットタワーには、爪とぎが一体になっているタイプが多く販売されています。

 

画像引用:猫用品の通販│ペット│アイリスプラザ│アイリスオーヤマ公式通販サイト

おすすめ⑬▶キャットランド CLF-8 ブラウン P534949│アイリスプラザ│アイリスオーヤマ公式通販サイト

 

支柱部分に麻ひもが巻きつけられており、この部分が爪とぎになっています。

キャットタワーで上下運動をして気分が高揚したついでに、ガシガシとげます。

 

気軽に設置できるタワー型

 

キャットタワーでは大きすぎる、という場合に簡単に設置できるタワー型がおすすめです。

 

画像引用:ペットの道具屋さん

おすすめ⑭▶バリバリつめとぎポール

 

猫が立ったまま伸びをしながら爪とぎができます。

簡単に設置できるため、コンパクトなものをお求めの方におすすめです。



 

遊びながら爪とぎもできるタイプ

 

爪とぎとおもちゃが一緒になっているタイプです。

溝からボールが見え隠れし、猫の好奇心をくすぐります。

 

画像引用:ペットの道具屋さん

 

おすすめ⑮▶猫壱 バリバリパッドコロコロボール (サークル)

 

爪とぎとおもちゃが一体になっており、遊びながらも気がおもむくままに爪とぎもできるため、一石二鳥のアイテムです。

 

くつろぎながら爪とぎもできるタイプ

 

爪とぎとベッドが一体になったタイプで、ダンボール製の素材が多いです。

ソファ型・ベッド型など多くの種類が出回っており、デザイン性が高くインテリアにもなじみやすいのが特長です。

 

画像引用:ペットの道具屋さん

おすすめ⑯▶猫壱(necoichi)バリバリボウル  猫柄

 

このバリバリボウルは中身の爪とぎ部分が交換できます。




 

画像引用:songway

おすすめ⑰▶SONGWAY 猫 つめとぎ ダンボール ソファ型爪とぎ | SONGWAY

 

ゴージャスなデザインのソファ型爪とぎです。

お部屋の雰囲気に合わせてデザインを選びたいですね。




 

まとめ:根気よく猫を観察して、好みの爪とぎを見つけよう

 

最初に買った爪とぎを猫がすんなり使用してくれたら良いのですが、なかなか飼い主の思い通りにはいきません。

 

筆者の猫たちも最初に用意していたダンボール製では爪とぎをしてくれず、ただ角を噛むばかり。

もっぱらソファなどのファブリック素材で爪とぎをしていました。

 

そこで麻製のアイテムを与えてみたところ、ちゃんと使ってくれるようになり、それ以降爪とぎは麻製で揃えるようにしています。

 

好みがはっきりしないうちは、爪とぎの素材や形状は一種類にこだわらず、床に敷くものや壁に設置するものなどさまざまなタイプを試してみましょう。

 

きっと愛猫が気に入ってくれる爪とぎが見つかるはずです!





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