「犬を飼ってみたいけど準備が大変そう。
お部屋も今のままで大丈夫?」
初めて犬を飼うときは楽しみも大きい反面、色々と不安もありますよね。
特に最近は保護犬のような成犬を迎え入れる方も多いので、準備やお部屋の環境はしっかりとしておきたいものです。
そこで今回は、犬を初めて飼うときに準備しておきたいものや、お部屋の環境作りについてご紹介します。
犬を飼う前に準備しておきたいもの
ケージ・サークル・クレート
初めて飼い主さんの家に連れてこられた犬は、慣れない環境に戸惑い、不安を感じていることが多いです。早く環境に慣れてもらうためにも、犬が落ち着ける場所を作ってあげることが大切です。
まずは犬のケージやサークル、クレートなどを準備し、犬のテリトリーを作ってあげましょう。
ケージは全体が檻のように柵で覆われた作りになっています。
犬をケージに入れておくことで短時間の留守番や来客の時など、犬を落ち着かせることもできます。
サークルは部屋の一部を柵で囲むようなタイプで屋根はついていません。
天井がないため、人間がサークルの中に入って掃除やご飯の出し入れもしやすいですが、犬がジャンプをして脱走することもあるので注意が必要です。
ケージとサークルはお部屋の中で、ある程度の場所を必要とします。
そして、比較的場所をとらないタイプがクレートです。
クレートは屋根のついた箱型のハウスで、持ち運びもできます。
普段からクレートに慣らしておくことで、外出時や災害時などにクレートで移動する時も犬へのストレスを軽減できるでしょう。
犬のサイズやお部屋の広さ、それぞれのタイプを考慮して選ぶと良いでしょう。
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https://pet-lifestyle.com/blogs/view/83
ベッド・マット
一日の大半を寝て過ごす犬にとって寝床は重要です。犬用のベッドやマットは様々な種類のものがあります。
・小型犬に人気の屋根付きのドーム型タイプ
・あご乗せができるクッションタイプ
・サイズが豊富にあることで、大型犬に人気のマットタイプ
などです。
犬の大きさや年齢に合わせて、犬が長時間寝ても疲れにくいベッド選びが大切です。
おすすめベッド・ドーム・マットはこちらです▼▼
https://pet-lifestyle.com/blogs/view/118
子犬のうちはベッドをトイレと勘違いしてしまうことがあります。
トイレトレーニングをしてから、ベッドを準備してあげても良いでしょう。
トイレシート・トイレトレー
室内で犬を飼うとき、犬にトイレを教えることは重要です。トイレトレーニングは犬を迎えた日から始まりますが、その時強い味方となるのがトイレシートやトイレトレーです。
トイレシートはおむつのように犬の排尿を吸収してくれるシートです。
トイレシートだけではシートがズレて床を汚してしまうこともあります。
そこでトイレシートの受け皿として下に設置するのがトイレトレーです。
特にオス犬の場合、片足をあげて排泄をすることがあるので、おしっこが壁に飛び散り掃除も大変です。
トイレトレーには壁付タイプもありますので、犬に合ったトイレ選びをするのが良いでしょう。
犬用食器・ご飯台・給水器
犬にとってご飯は楽しみの一つです。そのため勢いよく食べすぎて、食器まで動き回っている姿を目にすることがあります。
そこで、犬用食器と一緒に準備することをおすすめするのがご飯台です。
ご飯台とは犬の食器を置く台座のことです。
食器が台座にセットされたタイプのものもあれば、台座だけを購入して食器を置くこともできます。
ご飯台があれば食べこぼしも軽減できるので、床を舐めながらご飯を食べることも少なくなります。
また、水を食器で与えるのではなく、給水器で与えるのもおすすめです。
給水器は自動で水が補給される自動給水器や、ケージに取り付けのできるノズルタイプのものもあります。
ノズルタイプは犬が水を飲む時に適量の水が出てきて、水漏れもしにくいので便利です。
犬が水分不足にならないように、いつでも水を飲める環境を作ってあげましょう。
ご飯台の選び方や、おすすめ商品はこちらです▼▼
https://pet-lifestyle.com/blogs/view/161
ドッグフード・おやつ
最初の頃は、これまでに与えられていたものと同じドッグフードをあげるのが良いでしょう。もし飼い主さんが犬に与えたいドックフードがあれば、犬が環境に慣れた頃を見計らって少しずつ変えていきましょう。
首輪・リード
首輪は犬に適したサイズのものを選ぶことが大切です。大きすぎて首輪がすっぽ抜けたり、小さすぎて犬がストレスを感じるようでは病気や事故にもつながりかねません。
首輪を購入するときは、犬の首周りを測定し(地肌に密着させて測る)、指2本くらい入る余裕のあるものにしましょう。
リードは犬の大きさにもよりますが、一般的には1~1.5mくらいの長さのものが多いです。
リードの太さは、小型犬で1cmくらい、中型・大型犬で2~3cmくらいを目安に選ぶと良いでしょう。
リードも長さや太さを考慮して、犬の体格にあったものを選びましょう。
ブラッシングブラシ
ブラッシングは犬の毛についたホコリや汚れをキレイにしたり、ノミやダニから犬を守る働きもあります。犬用ブラシで人気なのが、スリッカーブラシです。
スリッカーブラシはブラシの針部分がくの字のように曲がっているのが特徴です。
抜け毛や毛玉をほぐしてくれるので、長毛犬などに適しています。
また、クッションタイプで皮膚に負担をかけずにブラッシングできるのがピンブラシです。
ピンブラシはやさしくブラッシングできるので、犬の毛を整えるのにもよいでしょう。
このように、ブラシには様々なタイプのものがあります。犬の犬種や特徴にあったブラシ選びをしましょう。
おもちゃ
犬にとっておもちゃは単なる遊び道具ではなく、運動不足やストレス解消を手助けしてくれるアイテムです。子犬のうちは歯が生え変わる時期に、歯のムズムズ感から物を噛みたがります。
噛んでも安全なおもちゃなど、何種類かのおもちゃを準備してあげると良いでしょう。
犬のおすすめ玩具はこちらです▼▼
https://pet-lifestyle.com/blogs/view/88
犬と暮らすためのお部屋の環境作り
人間の生活空間は犬にとっては危険な場合もあります。
犬と一緒に生活することを考え、犬の目線で気を配ることが大切です。
電気コードやコンセントにはカバーを
電気コードをコンセントに差しっぱなしにしていると、犬がコードをかじって感電してしまう恐れがあります。事故を未然に防ぐためにも、電気コードやコンセントにはカバーをすることをおすすめします。
玄関の靴はしまう
犬は靴をおもちゃと勘違いして、ボロボロになるまでかじってしまうことがあります。靴は下駄箱にしまうなど、犬の目に見えない場所におきましょう。
家具にも防御策を
犬はストレスなどが原因で、テーブルやソファーなどの家具をかじることがあります。家具がかじられるのを防ぐにはマナースプレーがおすすめです。
マナースプレーを家具にかけておくと、家具をかじった犬は苦味がするので、かじることをやめるようになります。
ゲートを上手く活用しよう
危険な場所や、犬に入られたくない場所への侵入を阻止できるのがゲートです。キッチンへの侵入や、階段からの落下を防いだり、玄関からの脱走防止にもなります。
組み立て式の商品が多いので、あらかじめゲートを設置したい場所のサイズを確認して購入するのがよいでしょう。
床滑りに気をつけよう
室内で犬を飼う時に気をつけなければならないのが、フローリングの床滑りです。犬が足を滑らせて股関節などを痛めたら大変ですよね。
床の滑り止め防止にはフローリングワックスがおすすめです。
床に塗るだけで床滑りや、床のキズ防止効果も得られます。
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まとめ
犬を飼うには初期の段階で、ある程度の準備が必要です。お部屋も犬の目線で考えて、安心して犬と一緒に暮らせる環境作りを目指しましょう。