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チワワがメキシコ国家警備隊に入隊。その意図は?


体は小さくても、勇気とやる気は一人前!
メキシコ国家警備隊に所属するチワワの「コマンドー」が、捜索救助のトレーニングに励む姿が話題を集めている。

生後13か月、体重わずか約7キロのコマンドー。ジャーマン・シェパードやラブラドールのような大型犬とは違うが、ほかの作業犬と同じように訓練を受け、救助活動で活躍することを目指している。小さな体に戦術用ベストやゴーグル、ヘルメットを身につけた姿は、なんともアニメ「パウ・パトロール」のキャラクターのようだ。

もともとコマンドーは高齢の飼い主に飼われていた犬だった。飼い主が世話を続けられなくなり、約6か月前にメキシコ国家警備隊に引き取られたのだ。
それ以来、コマンドーは捜索救助の訓練に取り組むだけでなく、メキシコ独立記念日のパレードをはじめとする公式行事にも参加している。学校を訪問したり、地域のイベントに顔を出したりと、地域の人々との交流も大切な仕事のひとつだ。

では、なぜ国家警備隊はチワワのコマンドーを迎え入れたのだろうか。
その一番大きな理由は、市民に国家警備隊をより身近に感じてもらうことだ。デボラ・ヘルナンデス中尉はABCの取材に対し、「軍のような組織は一般市民と温かい関係を築きにくいという固定観念があるが、コマンドーの存在がそれを変える手助けになっている」と語った。

コマンドーがネット上で一躍有名になったのは、9月16日の独立記念日のパレードだった。
完全装備でハンドラーの腕に抱かれていた彼は、なんとそのまま眠ってしまったのだ。小さな体に本格的な装備というギャップに加え、眠そうにうとうとする姿がかわいらしいと、たちまち多くの人の心をつかんだ。
しかもよく見ると、ハンドラーもコマンドーをとてもかわいがっている様子で、見ているこちらまで笑顔になってしまう。

コマンドーの活躍は、これまであまり見られなかった犬種が、軍や警察などの公的な任務で活躍する可能性を広げるかもしれない。
小さな体で大きな役割を担う、メキシコ国家警備隊の愛され隊員コマンドー。本人は世界中で話題になっていることなど知らず、今日も訓練に励んでいるのだろう。これからの活躍にも注目したい。

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