テネシー州に住む2児の母、キャシディー・ジョンソンさんは、5年前にニューヨークの牧場で出会った保護犬の里親になった。
ルーシーという名前のピットブルのミックス犬で、白と黒のダルメシアンのような模様が特徴だ。シェルターには何匹かの犬がいたが、キャシディーさんはルーシーをひと目見て運命を感じ、この子を置いてテネシーに戻りたくないという想いで家に迎え入れることを決めた。
しかしそのときはまだ、キャシディーさんはルーシーが非常にユニークな体の特徴を持っていることに気づいていなかった。
里親になってすぐに訪れたペットショップで出会った店員に「この子、シェルターのSNSで見たわよ。おもしろい耳の模様をしているんでしょ」と言われてびっくり。
ルーシーの左耳をよく見ると、なんとその模様がルーシーの顔にそっくりなのだ。たしかに写真を見ると、目と鼻、口があり、ハチワレ頭も同じだ。
キャシディーさんは言われるまで気づかなかったが、ルーシーと散歩に行くと、見知らぬ人でさえもルーシーの耳の模様に驚く。
体にハートの模様や、顔に眉毛みたいな模様があるペットの写真が話題になることがあるが、犬自身にそっくりな模様というのは聞いたことがない。
キャシディーさんはルーシーに「Selfie pup(セルフィー犬)」というニックネームをつけてインスタグラム(@selfie_pup)に写真を投稿し、1万1000人を超えるフォロワーを日々楽しませている。