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先住猫がいる場合に保護猫や野良猫を迎え入れる時の注意点や必要な対策

留守番が多かったり、忙しくて遊べなかったりすると、愛猫にお友達を作ってあげたくなる飼い主さんもいらっしゃるでしょう。

また、外で野良猫を見つけて、保護したいという気持ちになるかもしれません。

すでに先住猫がいる場合に保護猫や野良猫を家族として迎え入れる時は、さまざまな注意が必要です。

この記事では、先住猫に危険やストレスを与えず、新入り猫と仲良く暮らせるための注意点や必要な対策を解説します。

野良猫を保護する時の注意点

野良猫を保護する時の注意点
野良猫を保護する時には、細心の注意が必要です。

野良猫は警戒心が強く、病気を患っていることもあります。

実は野良猫ではなかったり、母猫が隠れていたりする可能性も考慮しましょう。

保護したら動物病院で検査を受け、脱走を防止してください。

飼い主や世話主を確認する

野良猫らしき猫を見つけたら、本当に野良猫なのかを確認してから保護することが重要です。

今では少なくなりましたが、外を自由に出歩く飼い猫もいます。

迷子猫の場合もあるので、警察や動物病院に問い合わせてみましょう。

SNSの投稿をチェックするのもおすすめです。

また、地域猫としてお世話されている可能性があります。

可愛がっていた地域猫が急にいなくなると心配する人もいるので、近所に聞き込みをしましょう。

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母猫の存在を確認する

外で子猫を見つけたら、近くに母猫が隠れていないかを確認しましょう。

人が子猫を捨てたのでなければ、母猫もいる可能性があります。

あたりを見回し、しばらく待っても母猫が現れない場合にのみ子猫を保護してください。

母猫がいたら、一緒に保護するか、子猫には触れずに離れましょう。

人が触れた子猫は、母猫が警戒して育児放棄する恐れがあります。

もし子猫だけを保護したら、体が冷えないようにし、猫用ミルクを与えます。

計画的に捕獲する

野良猫は警戒心が強いため、計画的に捕獲することが大切です。

一度失敗すると、成功率が低くなる恐れがあります。

捕獲器を持っていない場合は、貸し出しをしている保護団体や動物病院に連絡をしてみましょう。

捕獲を手伝ってくれる保護団体もありますので、相談するのもおすすめです。

捕獲をする際は、猫の行動パターンを把握し、事前にエサやりをして慣れさせます。

安全かつ確実に捕獲するため、最適な場所と時間帯を選びましょう。

動物病院で検査する

野良猫を保護したら、すぐに動物病院に連れていくのがおすすめです。

捕獲の日に合わせて動物病院の予約をしておくと良いでしょう。

野良猫は病気やケガをしていることが多いです。

また、いろいろな寄生虫がついている可能性が高いので、検査と駆除をしましょう。

血液検査や予防接種などが必要な場合もあります。

動物病院は全額自己負担なので、数万円以上かかります。

避妊・不妊手術のタイミングを逃さないため、最初の受診時に予約を取るのがおすすめです。

脱走対策をする

野良猫として生きてきた猫は外に出たがることが多いので、しっかりと脱走対策をしましょう。

外に出ると、交通事故などの危険性があります。

慣れるまではケージ内で飼育し、窓や玄関から脱走しないように対策することが必要です。

また、外に出たくて鳴き続けることもあります。

住宅環境によっては防音対策も必要です。

防音パネルを貼ったり、防音カーテンを使用したりしましょう。

新しい環境に慣れれば鳴き続けることはなくなりますが、しばらくは我慢が必要です。

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焦らず時間をかける

野良猫を保護した場合は、焦らず気長にお世話することが大切です。

汚れているからといって、急いで猫をお風呂に入れないようにしましょう。

体力を消耗しストレスを与えてしまうため、洗い流さないシャンプーやペットシートで拭き取るのがおすすめです。

また、一気にゴハンを食べさせると体調不良に繋がるので、数回に分けて少しずつ量を増やします。

保護したばかりの猫は、緊張で攻撃的になることがあります。

最初は構いすぎないようにし、徐々に触れ合うようにしましょう。

先住猫と保護猫の対面の流れ

先住猫と保護猫の対面の流れ
先住猫がいる場合には、保護した猫と先住猫の両方のケアが必要です。

お互いが安心して安全に暮らせるように、時間をかけて暮らしを整えましょう。

焦らず時間をかけることが、うまくいく秘訣です。

1.保護猫を隔離する

野良猫を保護する時は、感染症やケンカを防ぐため、しばらくは先住猫と隔離しましょう。

新入り猫用のケージ・トイレ・寝床などを準備をしてから捕獲してください。

動物病院で検査をして、寄生虫の駆除や感染症の治療が完了し、予防接種が済んでから対面させます。

譲渡された保護猫の場合も、まずはケージに入れて、先住猫と隔離しましょう。

すぐに対面させるのではなく、徐々に距離を近づけるため、まずは別々に過ごさせます。

2.ニオイ交換をする

先住猫と保護猫を対面させる前には、まず「ニオイ交換」を行いましょう。

ニオイ交換は、猫同士がお互いのニオイに慣れ合うために行います。

その効果は、仲間として受け入れやすくなることです。

普段使っているタオルなどのアイテムを交換して、お互いのニオイに慣れさせます。

ニオイは、猫にとって重要なコミュニケーションの手段です。

アイテムを交換するだけでなく飼い主さんが両方の猫を交互になでることで、ニオイが混ざり、対面した時に極度の緊張が起こらないと言われています。

3.ケージ越しに対面する

先住猫と保護猫をフリーの状態で対面させる前に、ケージ越しで対面させましょう。

保護猫をケージに入れたまま、先住猫が外から見る形にします。

ケージ越しに対面させるのは、ケンカでケガをしないためです。

お互いが気になれば、鼻で挨拶をしたり、ニオイをかいだりするでしょう。

先住猫を優位にするため、ケージに入れるのは保護猫です。

先住猫が立ち去ったら、無理やり何度も対面させず、ゆっくりと慣れさせます。

4.徐々に時間を延ばす

最終段階では、お互いをフリーにして対面させます。

1日数分から始めて、徐々に時間を延ばしていきましょう。

相性が良い場合でも、完全に慣れるまでは飼い主さんが不在の時にはケージを活用するのが安全です。

また、激しくケンカをする時は、ケージ越しでの対面を延長します。

どうしても相性が悪い場合は、生涯を別々の部屋で暮らすことになるかもしれません。

先住猫がストレスで体調を崩さないように、徐々に距離を縮めましょう。

保護猫を迎える前の準備

保護猫を迎える前にしておきたい準備は少なくありません。

経済的負担が増えることを知っておきましょう。

猫は縄張りを大切にするため、それぞれのトイレや居場所を用意する必要があります。

トイレや皿を用意する

先住猫とは別で、保護猫用のトイレと皿を用意しましょう。

トイレは「頭数プラス1個」が理想と言われています。

先住猫が1匹で保護猫1匹が増えるのであれば、トイレ3個が理想です。

健康維持にトイレの環境は大きく影響するため、必要な数を用意しましょう。

また、保護猫用のゴハンの皿と水の容器も必要です。

先住猫と保護猫が慣れるまでは、少し離れた場所で食べる方が落ち着くでしょう。

仲良くなれば、隣で並んで食べることができるようになります。

生活空間を整える

保護猫を迎え入れる前に、複数の猫が快適に過ごせる環境に整えましょう。

先住猫は、縄張りを共有することにストレスを感じる可能性があります。

ペットドアやキャットステップなどがあると、生活空間が広がるのでおすすめです。

ペットドアを設置すると、ドアを閉めたままでも愛猫が移動できます。

また、キャットステップやキャットタワーを設置すると、水平方向だけでなく上下にも動けるため、運動不足の解消に役立ちます。

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愛猫が自由に出入りできるペットドア
室内で運動不足解消できる猫ステップ
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多頭飼いを成功させるコツ

多頭飼いを成功させるコツ
多頭飼いを成功させるためには、ストレスと健康の管理が重要です。

避妊・去勢をすれば、繁殖はもちろんケンカや病気を防ぐことができます。

先住猫を優先することで、家庭内の序列を保ち、ストレスを軽減させることが可能です。

避妊・去勢をする

野良猫を保護するなら、先住猫も新入り猫も避妊・去勢をすることが重要です。

飼い主さんが気づかないうちに妊娠することもあるため、対面させる前に手術しましょう。

避妊・去勢をすると、ケンカや問題行動の予防にもなります。

生殖器系の病気の発生を抑える効果もあると言われているので、早めに行いましょう。

保護団体から猫を譲渡してもらう場合は、すでに手術済みのことが多いです。

不妊手術の費用は、譲渡代に含まれています。

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先住猫を優先する

保護猫を迎え入れる時は、先住猫を優先しましょう。

新入りの登場に、先住猫はストレスを感じやすいです。

繊細な性格の先住猫の場合、体調を崩すことがあります。

縄張りに新しい猫が入ってくることは、先住猫にとって脅威でしかありません。

飼い主さんを取られたと思って嫉妬することもあるため、なでる時やゴハンをあげる時は先住猫を優先しましょう。

新入り猫がいない場所で先住猫とスキンシップをとったり、たくさん話しかけたりして先住猫を安心させることが大切です。

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【猫の多頭飼い】先住猫との相性は?|もう1匹迎えるための飼い主の心構えや環境づくり

無理をさせない

無理をさせずにゆっくりと時間をかけて慣れさせることが重要です。

先住猫と保護猫がいつまでたっても仲良くならないこともあります。

相性が悪い時は、別々で生活させる時間や空間を作りましょう。

2階建ての住まいの場合、先住猫と保護猫の階を分けて暮らしているご家庭もあります。

仲良くお昼寝するのを期待していると、ガッカリするかもしれませんね。

大切なのは、先住猫と保護猫が安心して暮らせることです。

仲良くなれなくても、ケンカをしなければ良しとしましょう。
 

【まとめ】先住猫との対面は慎重に!

【まとめ】先住猫との対面は慎重に!
新しい家族が増えることは喜ばしいですが、先住猫にとっては寝耳に水!

急に縄張りに知らない猫が入ってくるのですから、ストレスは大きいでしょう。

野良猫や保護猫を迎え入れる時は、焦らずゆっくり関係性を築いていくことが大切です。

相性によっては、つかず離れずの距離感が縮まらないこともあるでしょう。

しかし、いつしか仲良く昼寝する様子を見られるかもしれません。

多頭飼いの基本は、お互いのパーソナルスペースを守ることです。
 



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