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愛犬のオムツはいつから?オムツを検討する際のポイントやおすすめの商品を紹介

画像引用:犬と生活

 

シニア犬や病気・ケガを負っている愛犬と暮らす中で、トイレの問題に直面しているという方も多いのではないでしょうか?

 

愛犬が元気な頃は気にしていなかった、トイレの問題。オムツの選択肢が頭をよぎっても、オムツの選び方、ケアの仕方が分からないという飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。

 

今回はオムツを検討するタイミングや実際に履かせる際のポイント、おすすめの商品を紹介します。

愛犬のオムツを検討するタイミング

愛犬にオムツが必要なのか判断に迷う飼い主さんも多いのではないでしょうか?

ここではまず、愛犬にオムツが必要になるタイミングとして目安になるポイントを紹介します。

決められた場所以外での粗相が増えてしまった場合

排泄行為には「トイレまで歩く」「トイレまで排泄を我慢する」「排泄時に力む」など、一定の筋力が必要になります。

しかし、犬も人間と同じように年齢を重ねると全身の筋肉が衰えていくもの。もちろん排泄に関わる筋肉も次第に弱っていきます。

 

足腰に力が入らないと踏ん張る力が弱くなり、溜まっている排泄物を全て出しきれずに1回の排泄を終えてしまうことで、排泄の回数が増えたり、立ち上がる際にお腹に力が入ると同時に溜まっていたおしっこが出てしまうなどの粗相が起きたりすることがあります。

 

このように、トイレや散歩中などの決められた場所・時間以外での粗相が目立ってきたなと感じたら、オムツを検討する一つのタイミングと言えるでしょう。

 

ただし、急に愛犬の尿漏れが気になりだした場合は少し注意が必要です。尿漏れは腎臓疾患、女の子の場合はホルモンバランスの乱れが原因で起きるケースもあり、正しい治療によって現状を改善できることもあります。粗相が目立ってきたら一度動物病院で相談すると安心です。

足腰の衰えや病気などで思うように動けなくなった場合

足腰が弱っていたり、ケガをしている場合は、トイレまでの移動に間に合わない場合があります。

その場合は、一時的にでもオムツを検討するのも良いでしょう。

 

また、寝たきりで過ごすようになった場合は、排泄の体勢を取ることができなくなるので、オムツは必須と言えます。

愛犬にはオムツを履かせるべき?

飼い主さんとしては、オムツ自体が愛犬へのストレスになるのではないかなど、不安に感じることもあるのではないでしょうか。

オムツを検討する際は、オムツのメリットを理解した上で、デメリットをどのように工夫して解決するか事前に決めておけると安心です。

オムツのメリット

オムツを履かせるメリットとしては

 
  • 粗相で部屋が汚れず、生活環境が清潔になる
  • 掃除などの負担が減り、飼い主さんのストレスが軽減される
  • 愛犬も粗相によって叱られることがなくなる

などが挙げられますが、一番のメリットは生活環境が清潔に保たれることでしょう。
飼い主さんが外出中に犬が粗相をしてしまい、部屋中が排泄物まみれになってしまうと、人間はもちろんですが犬にとっても衛生的に悪い環境になってしまいます。

 

粗相が続くとどうしても叱ってしまいがちですが、粗相が原因で叱られてしまうと、愛犬は排泄行為の失敗を恐れて我慢し、結果、膀胱炎などの別の病気のきっかけになってしまう場合もあります。

飼い主さん、愛犬双方がストレスなく過ごす上でもオムツを上手に活用できると良いですね。

オムツのデメリット

次に、オムツを使うことで起こり得るデメリットについて考えてみましょう。

一般的にオムツのデメリットとしては
 

  • サイズが合わないと漏れてしまう
  • オムツ内が排泄物で蒸れたり、不衛生な状態になったりして肌トラブルを起こしやすい
  • こまめにオムツを変える手間がかかる

などが挙げられます。

 

サイズが大きすぎるオムツだと違和感を感じやすいほか、排泄物の漏れにもつながります。

小さすぎるのも締め付けが原因で皮膚の擦れたり、血流が悪くなったりして良くないので、体重や腰回りの大きさに合わせて適切なサイズを選んであげてください。

 

排泄物を吸収した状態のオムツの中の衛生状態はよくありません。蒸れや汚れが原因で毛の変色や肌トラブルが起こることもあります。

こまめなオムツ交換のほか、肌に異常が見られたら薬を使うことで改善することも多いので、愛犬の様子を観察して対応してあげましょう。

 

オムツの交換も手間に感じることもあるかもしれませんが、すっきりした状態で愛犬が過ごしてくれるのは飼い主にとってもうれしいこと。交換のタイミングを決めておくのもおすすめです。

オムツを選ぶ際のポイント

それでは、実際にオムツを購入するときにはどのような点に注意すれば良いのでしょう?

ここからはオムツを選ぶ際のポイントを説明します。

 

まず考えるのが、今の愛犬の状態。少々の尿漏れが気になるのか、常にトイレのケアが必要なのかで、選ぶ商品も変わってきます。

 

次に重要なのが、愛犬の体型に合ったサイズを選ぶこと。犬用オムツは体重別で販売されていることが多いのですが、一概にそれが愛犬にぴったりであるとは限りません。

 

以下でそれぞれ詳しくご紹介します。

使用シーンで選ぶ

犬用のオムツには、パンツのような形状のホールド型と、バンド・パッド型があります。

愛犬が女の子の場合は、バンド・パッド型は身体の造り的に使用できないので、ホールド型を選びましょう。

 

寝たきりになった愛犬の場合や、おしっこ・うんち共に粗相が目立ってきた場合は、どちらもしっかりキャッチしてくれるホールド型を選び、比較的少量の尿漏れ対策をしたい場合はパッド型で足りることもあります。

どのような用途で使いたいのか、愛犬の今の状態にあったオムツを選んでください。

オムツとマナーパッドの違い

実際に売り場に行くと、オムツの類似商品としてマナーパッドが販売されているかもしれません。

 

マナーパッドは主に犬のマーキングや粗相防止のためのマナーケア商品です。

主に男の子用として犬の腰回りに巻いて使用するものが多く販売されていますが、マーキングは女の子もする場合があります。女の子用としては生理用ナプキンのような形状のパッドをオムツや布製のマナーベルトに装着して使う商品も販売されています。

マーキング対策以外にも少量の尿漏れであれば、マナーパッドを使用するのも良いでしょう。

体型に合った商品を選ぶ

オムツ選びで最も重要なのが、愛犬の体型にあったサイズを選ぶこと。

ペット用のオムツは体重別にサイズが分かれているので、まずはパッケージに表示されている推奨体重に従って選ぶと良いでしょう。

しかし、骨格がしっかりしている犬種の場合、または愛犬の下半身が比較的がっしりしている場合は、推奨体重で選ぶと少しきつく感じられる場合があるので、ワンサイズ上のサイズを選び、少しずれてしまう程度であれば、布製のパンツ型ウェアやサスペンダーなどで調整してあげると違和感なく履ける場合があります。

 

適切なサイズ感は、お腹や内股、しっぽ周りに人間の指が2本入るくらい。これらの部位は特に擦れやすい箇所なので、履かせたらまずこの辺りの擦れがないか確認してあげてください。

きつすぎると擦れで皮膚に炎症が起きたり、血流が悪くなるなどの悪影響が出てしまうので、しっかり確認しましょう。

オムツを履かせる際の注意点

愛犬の排泄を補助してくれるオムツは、飼い主さん・愛犬それぞれに便利な面がある一方で、適切な使い方ができていないと愛犬の衛生状態を悪くさせてしまう場合があります。

ここでは愛犬にオムツを履かせてあげる際の注意点を紹介します。

 

注意するポイントは主に
 

  • オムツの中を清潔に保つこと
  • 皮膚の状態を観察し、適切なケアをすること

の二点。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

おむつの中を清潔に保つこと

排泄物がある状態で長時間オムツを履いたままだと細菌が発生し、皮膚炎の原因になってしまいます。

なるべく清潔な状態に保てるよう、オムツはこまめに交換することが重要です。商品によって、排泄すると交換のサインとしてオムツの色が変わるものもあるので、上手に活用しましょう。

 

また、朝昼晩と排泄の回数に合わせて時間を決めて交換するのも交換忘れ防止になります。

 

通気性の点で言うと、やはり一定時間オムツを履かない時間があると◎

飼い主さんがそばにいられる間はオムツを履かない時間を作る、オムツ交換のタイミングでしばらくオムツを履いていない時間を作るなどして、お尻やお腹周りのリラックスタイムを作ってあげましょう。

皮膚の状態を観察し、適切なケアをすること

オムツ交換のたびに、オムツで覆われている部分をぬるま湯で濡らした温かいタオルなどで拭き取ってあげると衛生的ですし、愛犬も気持ちよく過ごせます。

シャンプーを使わなくても定期的にぬるま湯で洗い流してあげると清潔さを保ちやすいので試してみてください。

 

身体を拭いたり洗った際は、すぐにまたオムツを履かせずに、温かいドライヤーを遠くから当ててしっかり毛を乾かしてあげることで蒸れやオムツかぶれを予防できます。

 

また、皮膚の清潔さを保つため、お尻やお腹周りの毛を短くカットしてあげるのもおすすめ。

皮膚が赤くなってしまったり発疹が見られたりする場合は、速やかに動物病院を受診しましょう。

補足 しっぽの穴からの漏れや歩いているうちのずれがある場合

犬種によってはしっぽがなかったり短くて、オムツに開いている穴を通せない場合もあります。

そのような場合は、しっぽは穴に通さず、オムツの外側からサージカルテープで塞ぎ、しっぽの太さに合わせて調節すると漏れを防げます。

サージカルテープは不織布タイプのものを選ぶと通気性が良く蒸れにくいのでおすすめです。

 

歩いているうちにオムツがずれてしまったり、お尻の部分だけ盛り上がったりしているのは、サイズがぴったり合っていないからかもしれません。

ワンサイズ小さくするときつすぎるという場合は、オムツの上からオムツカバーやサスペンダーで留めると安定するので試してみてください。

おすすめの商品

ここからは、市販されている犬用のオムツとオムツを使う際に便利なアイテムを紹介します。

※ご購入の際は、愛犬に合ったサイズを選択してください。

マナーパッド

マナーパッドActive

画像引用:ペットの道具屋さん

同シリーズの紙おむつ、もしくは布製アウターと合わせて使うマナーパッドです。

布製アウターは男の子用、女の子用と分かれており、歩きやすさ・過ごしやすさを計算された設計なので、オムツの練習や少量の尿漏れやマーキング予防として役立ちます。

 

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※関連商品

 

マナーホルダー Active(男の子用)

画像引用:ペットの道具屋さん

 

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マナーホルダー Active(女の子用)

画像引用:ペットの道具屋さん

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男の子&女の子のためのマナーおむつ のび~るテープ付

画像引用:㐧一衛材

 

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オムツ

ユニ・チャーム マナーウェア


人間の赤ちゃん用仕様のふんわりした肌ざわり且つ通気性・吸収性の良い素材でできているので、長時間使用の場合でも安心。外側にあるラインはおしっこを吸収すると色が変わるので、取り換えタイミングがわかるのもうれしいポイントです。

 

画像引用・商品紹介 ユニ・チャームペット

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zuttone 老犬介護用 おむつ パンツ


別売りのパッドを装着して使うコットン素材のおむつパンツです。

しっぽの穴はサイズに合わせて調整でき、パンツ部分のずれを防ぐサスペンダーが付いています。パッド装着部は防水加工なので、万が一漏れてしまっても簡単にお手入れができます。

画像引用:ペットの道具屋さん

 

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うんぽパンツ

画像引用:PEPPY

 

商品名の通り、うんちのお漏らしに対応したオムツです。

排便時にしっぽを上にあげる犬や猫の習性を利用することで、紙おむつに付いているビニール袋でうんちをキャッチすることができます。

足やしっぽの長さなど、さまざまな体格のわんちゃんにも対応できます。

 

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オムツカバー

Bule Maple マナーベルト

画像引用:Amazon

 

マナーパッドやオムツの上から着るマナーウェアです。

マジックテープで着脱、サスペンダーで洋服のようにホールドできるので、パッドやオムツがずれにくい形状です。

コットン素材で肌ざわりも柔らかく、内側はパッドのずれを防止するポケットもついています。

 

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ナコル オムツ サスペンダー 胸当て付き

画像引用:楽天

 

オムツやオムツカバーをクリップで挟んで、ずれを防止するサスペンダーです。

アジャスターが付いているので長さの調節も可能。柔らかい胸当てがあるので、わんちゃんへの負担が少ないのも特長です。

 

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愛犬の状態に合った商品を選びましょう

近年は、ペットと楽しめる施設などでもオムツやマナーパッドの着用を求められることもあります。シニア期でオムツが必要になる前から、少しずつオムツを着用する練習をしておくのもおすすめです。

愛犬の今の状態やどのようなケースでオムツを使うのかを検討し、愛犬に合うオムツを選びましょう。





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