公益社団法人アニマル・ドネーション(以下アニドネ)が運営する、動物福祉向上のための啓発活動「AWGs(Animal Welfare Goals)」プロジェクト」の公式サイトがリニューアル!その背景や狙いとは? 取材・文/安藤小百合
お話をお聞きしたのは
望月舞さん
6年前からアニドネのボランティアスタッフとして活躍中。以前は株式会社リクルートで結婚情報雑誌『ゼクシィ』の制作に10年間従事。
まずは1アクション!犬・猫の住む世界を変えよう
AWGsは動物目線で考えたSDGsです。13のゴールと30のテーマを独自に設定し、動物福祉に関わる問題提起やアクションの促進をしています。2021年の発足以来、認知を広げるために活動してきましたが、動物を取り巻く問題は想像以上に根深く、まだまだ伝えきれていません。そこで、動物福祉に興味が薄い人たちにも伝わりやすく、より多くの人に気軽にアクションしてもらえるサイトにリニューアルしました。改善したポイントは3つ。1つ目は、犬・猫と人があたたかく共生する社会やそれにつながるアクションを広げていく様子をイメージ動画にした「ビジョンムービー」の新設。2つ目は、サイト内でのアクションを可視化する「AWGsアクションポイント」の設置。3つ目は、「世界の動物の法律」ページの新設です。アクションポイントとは、レポートを読んでいいね!、SNSでシェア、アンケート回答、署名、それぞれの1アクションが1ポイントとして加算され、数に応じて花が咲いていく仕組みです。今は学生ボランティアさんの力を借りて、SNSでの情報拡散に挑戦中です。皆さんもサイトに遊びにきて、1アクションしてみませんか?