ペットとの暮らし方に向き合い、家の中に工夫を施せば犬も人も家で過ごす時間がより充実したものになるはず。「愛犬のためのスペース」「機能性のある設備」を採用したご自宅をご紹介します。
愛犬たちが喜ぶ、くつろげる家って?
愛犬の目線に立って考えたのが「愛犬家住宅」です。犬ならではの生態・習性とともに、その「秘訣」をご紹介します。
愛犬家住宅を叶える
秘訣① 安全性に配慮したドッグラン
秘訣② 愛犬専用スペース
秘訣③ 土間を有効活用
秘訣④ 室内の遊びやすさ
秘訣⑤ いたずら・無駄吠え対策
秘訣⑥ 飼い主の負担軽減
Q&Aでわかる理想の「愛犬家住宅」
Q.愛犬と楽しく過ごすには、どんな家が理想?A.家族の一員として「愛犬の居場所」「遊び場所」を確保
家族の一人として愛犬の存在を認め、アイテムだけなく「愛犬専用の居場所」や「愛犬が遊べるスペース」を設けてあげることがポイントです。同時にペットと暮らすことで発生する「汚れ」「臭い」「無駄吠え」などの負担軽減につながる「機能性の高い設備」を採用しましょう。そうすれば飼い主側の暮らしもぐっと楽になります。
秘訣① 愛犬の遊び場
リビングから見守る、広々ドッグラン
一緒に庭に出て走り回ったり、 ボールを投げて遊んだりするのにも十分な広さを確保。そして脱走の心配がないよう柵を設け、庭にいる愛犬をリビングから見守ることができるので飼い主も快適。
2つの出入り口は低いステップに
ドッグランヘの出入口は、リビング窓と土間につながるドア。ウッドデッキや階段を犬が駆け上がることを想定し、小型犬や中型犬でも段差で足に負担がかからないよう、ステップの高さを低めに設計しています。
秘訣② 愛犬の専用スペース
キッチンから見守る愛犬の隠れ家
犬小屋をイメージさせるデザインと青い壁紙がおしゃれな、愛犬スペース。壁紙にも「脱臭」機能が施されているのでペット臭対策に◎。家事をしながら愛犬の姿を感じられる距離感もGood。
ペットとの暮らしに気の利いた設備
帰宅が遅い時間になる日は、家の中が真っ暗にならないよう自宅の電気をつけたまま出かける飼い主さんも多いはず。そんな愛犬家の気持ちに配慮し、愛犬スペースに電気を設置。脱臭機などを設置できるようにコンセントも完備。
秘訣③ 玄関と庭をつなぐ土間
過ごし方の幅が広がる“土間”スペース
散歩から帰宅してもまだ遊び足りない愛犬が真っ直ぐに庭へ抜けることもできるなど「土間」を設ければ、愛犬も飼い主も過ごし方の自由度が格段にUP。愛犬家には特におすすめのスペース。
土間に愛犬専用の足洗いシンク
小型犬や中型犬の場合は、シンクの中でも足洗いが可能な愛犬専用の足洗い場。シンク底面がフラットなタイプ。庭遊びや散歩から帰宅した際抱きかかえることなく、直接足洗い場を使えるので、飼い主の負担軽減という点でも快適です。
秘訣④ 室内も遊びやすく
滑りにくい床が室内遊びをサポート
愛犬が室内で滑って転倒することがないよう、ペットと一緒に暮らすご自宅は“滑りにくい床”のすることが重要。こちらは“滑りにくく”“傷つきにくい”など機能が豊富なペット向けの「
CanvaS(東洋テックス)」を採用。
秘訣⑤ 愛犬家の悩みに一工夫
“無駄吠え”という悩みに宅配ボックスという選択
ご自宅のチャイムが鳴るだけで、吠えだす愛犬も多く、愛犬家を悩ませる“無駄吠え”。訪問者が鳴らすチャイムの回数を減らすために、愛犬家におすすめしたいのがご自宅玄関への「宅配ボックス」の設置です。
高い位置にコンセントを譲置
いたずらの原因になるものは極力犬が触れないように、壁面のコンセントの位置を少し高めに設計。設計のエ夫で、コンセントや電気コードをかじるいたずらを未然に防止しましょう。
秘訣⑥ 飼い主の掃除は、もっと楽に!
消臭機能でペット臭対策
ペットと暮らすご自宅で必要なのが「ペット臭」の対策。こちらはリビングの壁面に「
エコカラット(LIXIL)」を採用し、壁の脱臭・調湿効果で、壁自体が消臭効果を発揮してくれます。
お手入れしやすいタイルを採用
愛犬スペースの床面はタイル(名古屋モザイクタイル)を採用。粗相をした際にもお手入れがしやすいので、飼い主の負担軽減に。また夏場の暑い日などは、タイルのひんやりした触り心地が、愛犬の暑さ対策にも効果的です。