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逃げたペットのロバが驚きのセカンドライフを満喫


飼い主と離れてしまったペットのすべてが、悲劇の人生を歩むわけではないようだ。
カリフォルニア州で5年前に飼い主から逃げ出したペットのロバが、野生のヘラジカの群れと楽しい生活を満喫しているところを発見された。

オーバーンに住むドリューリー夫妻は、6月初めにある登山者によって撮影された動画に映っている動物が、自分たちのペットであるロバの「ディーゼル」だと確信している。
ディーゼルは2019年、カリフォルニア州クリアレイク近郊でドリューリーさんとハイキングに出かけた際、何かに驚いた拍子に逃げてしまった。数週間にわたるボランティアによる捜索は実を結ばず、数カ月後のトレイルカメラの画像が最後の目撃情報となった。
「私たちはついにあきらめました」とドリューリー夫人はBBCのニュースパートナーであるCBSに語っていた。

しかし、今年の6月初めに大きな転機が訪れた。登山者のマックス・フェネルさんがヘラジカの群れを発見し、そのなかにいたロバに注目して「幸せで健康そうだ」と説明した。彼が撮影した動画はソーシャルメディアに投稿され、ドリューリー夫妻の目にとまった。

「驚きました。驚いたよ。やっと会えた。やっと彼が元気だとわかった。彼は最高の人生を送っている。彼は健康で幸せそうで、とにかく安心しました」とドリューリー夫人は驚きと安堵の声で語った。
ヘラジカの群れが暮らしているのは、ディーゼルが最初に行方不明になった場所から数マイル離れた野生のロバがいない地域だ。ヘラジカとロバはまったく違う種の生き物だが、お互いに仲良くすることを学び、家族になったようだ。

ドリューリー夫妻は、ディーゼルが失踪した後に新しいロバを飼い始めたため、見つかったディーゼルをまた自分たちの元に戻そうとはせず、野生のロバとして自由に放浪させることに決めた。
おそらくディーゼルは自分がロバであることも忘れ、ヘラジカとしてセカンドライフを謳歌しているのだろう。

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