犬と猫を同じ屋根の下で一緒に飼う場合、おたがいの相性が合わないとペットにとってストレスとなり、攻撃的になってケガを負わせるリスクもあるので注意が必要だ。
しかし、逆に相性ぴったりで相棒のような存在になるケースもある。アメリカ人のジーン・トゥーハンクスさんは14歳の愛犬「タイガー」が6歳のときに、保護施設にいた子猫を引き取り家族として迎え入れた。
タイガーは「アカイバ」と名付けられたその子猫を警戒するどころか、ひと目で気に入って我が子のようにかわいがるようになった。
アカイバと暮らし始めて8年が経った今、タイガーは歳のため動きがゆっくりになったものの、アカイバとの愛はさらに深まっているように見える。それを証明するのが、彼らが毎晩寝る前にしているルーティンだ。
タイガーはアカイバにすり寄って何かをお願いするしぐさをする。すると、アカイバは母猫が子猫にするように、タイガーの顔を舐めてあげる。アカイバが子猫だったときはタイガーがグルーミングをしてあげていたが、アカイバが成長すると、お互いにグルーミングをして絆を深め合ってきた。
2匹はまさにソウルメイトで、そんな2匹の姿を見ることがこの上ない幸せだと言うジーンさん。タイガーにはできるだけ長生きしてもらい、アカイバと穏やかな生活を楽しんでほしいと願っている。