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結婚式のじゃまをしたのら猫が新郎新婦のペットに


ニューヨーク郊外でガーデン結婚式を挙げた新郎新婦。2人はブライズメイドとアッシャーに見守られながら、厳かな雰囲気のなかで誓いの言葉を述べていた。

そんな最中、「ミャオ〜!ミャオ〜!」と背後の木のなかから猫の大きな鳴き声が聞こえた。
ブライズメイドとアッシャーたちが真っ先に気づき、後ろをキョロキョロと見ながらくすくすと笑い始めた。その異変に気づいて新郎新婦も背後を見ると、そこにはグレーのトラ模様の子猫が座っていた。
大の猫好きの新郎は興奮し、「ちょっとストップさせて」と誓いの言葉を中断し、新婦や参列客と雑談をしながらつかの間の猫タイムを楽しんだ。
式が終わったあとも新郎新婦はその猫のことを忘れられず、里親になりたいと思って探しまわった。しかしその猫はどこかに逃げていってしまい、諦めるほかなかった。

しかし、2人が新居に移って2週間が経ったころ、新婦のカラさんはウェディング会場のスタッフから1本の電話をもらった。なんと、2人の式に現れた猫を保護することができたのだ。式のあともずっと探し続けていたので、見つけたときは逃がすまいとレセプションで余ったエビをあげて捕まえたそうだ。

カラさんと新郎のマットさんは抱き合って喜び、すぐに猫を引き取りに行った。のら猫とは思えないほど甘えん坊で、夫婦が前から飼っていた猫の「ギャッツビー」ともすぐに仲良くなった。
2人はその猫をデイジーと名付け、愛情をたっぷり注いで育てている。「私たちのもとに来るべくして来てくれた」と語るカラさん。きっとデイジーもあの結婚式の日に、カラさん夫妻に運命を感じていたに違いない。

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