「スイカの日」というものがあるのをご存知だろうか。日本ではスイカの消費拡大を願ってスイカ生産者のグループが制定し、 ナツのツナ(夏の綱)という語呂合わせで7月27日を記念日にしている。
一方アメリカでは、8月3日を「ナショナル・ウォーターメロンデー(スイカの日)」とし、古代エジプト時代から夏のフルーツとして親しまれてきたスイカを楽しむ日としている。
しかし夏にスイカを好むのは人間だけではない。アメリカのオレゴン動物園は、スイカの日に園の動物たちに大好物のスイカを与え、その様子をとらえた動画を配信した。
サイは自慢のツノを使ってスイカを割り、皮ごと豪快にもぐもぐ。美味しくてたまらないようで、その目はほほえんでいるようにさえ見える。
シロクマは前足に体重をかけて踏みつけるようにしてスイカを割り、身の部分をガブリ!寒い地域の動物であるシロクマがスイカをほおばる姿は、自然界では絶対に見られないだろう。
ゾウは長い鼻にスイカを巻き付け、器用に割って食べている。ワオキツネザルやカメはスライスしたスイカの赤い部分を勢いよくかぶりついている。
どの動物もスイカが大好きなのだろう。力強く分厚い皮を割り、豪快に食べている姿を見ると、スイカがものすごく美味しそうに見えてくるから不思議だ。かき氷やアイスクリームではなく、たまにはスイカを食べようかなと思わせてくれる。