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ウサギのようなネズミ「ホッピングマウス」が豪州で見つかる


「ホッピングマウス」という非常に珍しいネズミがオーストラリアで見つかった。その種は普通のネズミの2倍以上の大きさで、目と耳が大きく、走るのではなくピョンピョンとウサギのように飛び跳ねるのが特徴だ。

オーストラリア原産で砂漠地域に生息するホッピングマウスは一時期絶滅したとも言われ、人が見かけることは滅多にない。オーストラリア人でさえもそんなネズミがいることを知らないくらいだ。
今回ホッピングマウスを見つけた野生動物保護団体の管理人であるダニエル・バートンさんもその1人で、今まで見たことないネズミに驚きを隠せなかった。

バートンさんはちょうどオーストラリア南東部スコティアにある野生動物保護区で夜間パトロールをしていた際にホッピングマウスを見つけた。
カメラを仕掛けてその行動を観察し、さらに種の特定をするために専門家と協力して1匹を捕獲した。体の部位の測定、毛のサンプルを使った遺伝子検査、検証を繰り返し、1年経ってようやくそのネズミは「ダスティ・ホッピングマウス」であると確定した。
この種は2003年に絶滅したと思われていたが、バートンによる発見によって今も南部の砂漠地域に生息していると証明された。科学者や専門家たちはこの発見を大いに喜び、今後も調査と保護を続けていく方針だ。

種の判別のために捕獲され、パッチと名付けられて保護されていたマウスも1年越しに野生に戻され、自然での暮らしを飛び跳ねながら楽しんでいるようだ。

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