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飼い主不在中、猫がペットカメラを動かした理由に誰もが笑った


自分の悪事は棚に置いて、ほかの誰かのイタズラや失敗をやたらと咎める人はどこにでもいる。とくに兄弟姉妹のいる子ども同士では日常茶飯事だろう。しかしそれは人間に限らず、動物にもそんな一面があるのだと笑わせてくれる動画が今話題になっている。

SNSに投稿されたその動画はある家庭のペットカメラが写した映像で、カメラの真ん前に1匹のネコが座っている。リビングルームは薄暗く、飼い主は不在のようだ。猫はおもむろに前足でペットカメラの向きを変え、ソファでくつろいでいる犬を映した。その犬は飼い主がいないのをいいことに、テレビのリモコンをかじっている。

わずか数秒の出来事だが、この猫がいかに賢いかがわかるだろう。ペットカメラが自分たちの様子を録画していること。レンズの向きを変えれば映るものが変わること。そしてペットカメラの動画を飼い主が観ること。それらをすべて知っているからこそできる技なのだ。犬がリモコンをかじっているイタズラを動画に撮れば、あとで犬は飼い主に怒られるだろう(ざまあみろ)と、心のなかでほくそ笑んでいたに違いない。

この3月末に投稿されたこの動画はすでに閲覧数が520万を超え、多くの反響を呼んでいる。コメントのなかには「ひょっとしたら猫は犬に『カメラに映ってないからリモコンを噛んでもいいよ』と勧めてから動かしたんじゃないかな」という意見も。そうだとしたら相当の知能犯で、そんな猫と一緒に暮らす犬が不憫に思えてしまう。

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