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ペットのうさぎが過度のストレスを抱えている理由


うさぎはおとなしいイメージがあるが、実は私たちが思っている以上にアクティブで体を動かすことが好きな動物だ。犬のように散歩に行きたくてクンクンと鳴いたり、玄関ドアをひっかいたりしなくても、運動できないストレスを人知れず心のうちに溜めているかもしれない。

イギリスにあるブリストル大学獣医学部で行われた研究によると、小さなケージのなかで飼われているペットのうさぎは、ストレスホルモンであるコルチコステロンがより高いことが明らかになった。
通常のうさぎ用ケージよりも大きいサイズのケージに入れてもストレス値に大差は見られなかった。つまり、ストレス軽減のためにはうさぎをケージから出して自由に走り回れる機会を与えることが大事で、できれば自宅の庭などの安全な野外で運動させるのが理想的だと示唆している。

これまで研究用や食肉用のウサギの飼育条件については数多くの研究がなされてきたものの、ペット用のうさぎの飼育条件に限定して調べたものは比較的少ない。
科学的根拠はまだないが、うさぎはもともと群れで暮らしていたため、ひとりぼっちだと寂しがるという見解もある。イギリスの動物愛護団体はペットのうさぎをペアで飼うことを勧めている。

うさぎを飼っている人、あるいはこれから飼おうと考えている人は、うさぎがストレスなく幸せに暮らせるように飼育環境を見直してみると良いだろう。

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