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空から亡き愛犬の魂を運んでくれた小さな訪問客


(タイトル)
空から亡き愛犬の魂を運んでくれた小さな訪問客

(本文)
アルゼンチン人のエイブラハム・フロレンチアさんは昨年11月に愛犬のグアダを失った。フロレンチアさんは長い間病気に苦しむグアダに寄り添い、亡くなったあとも最愛の犬との別れを受け入れられずにいた。悲しみを癒すのは時間しかないと思われたが、予期せぬ魔法のような出来事によって彼女は立ち直る勇気をもらうことができた。

アルゼンチンには郷土の伝統として、愛した者の魂は決してなくならず、新たな形となってよみがえると言い伝えられてきた。それをフロレンチアさんも信じており、グアダの魂の「サイン」を心のなかで探し求めていた。
そんなとき、彼女のもとに小さな訪問客があらわれた。それは緑色の羽が美しい1羽のハチドリで、空から飛んできてベランダにいたフロレンチアさんに近づいてきた。手を差し出すと、そのハチドリは何の警戒心やためらいもなく彼女の頭の上に乗ってじっとしている。
頭にのったハチドリにそっと触れるフロレンチアさんの目には涙があふれていた。その鳥はグアダの生まれ変わりで、自分に大切なメッセージを伝えにきたとわかったからだ。

ハチドリの訪問の光景をとらえた動画はTikTokに投稿されると瞬く間に話題となり、いいね!の数は300万を超えている。実際の映像を観ると、ハチドリが何か決まった目的を持ってフロレンチアさんに近づいているのが明らかで、本当に愛犬の生まれ変わりではないかと思ってしまう。
しばらくフロレンチアさんと交流したあと、ハチドリは夜の空へと飛び去って行った。わずかな奇跡の時間だったが、ハチドリの訪問はフロレンチアさんの心に平和をもたらし、悲しみを乗り越える力を与えてくれたようだ。

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