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老犬ミニチュアピンシャーとの暮らしのポイント!おすすめ商品も紹介

「ミニチュアピンシャーは何歳から老犬?」

「老犬にはどのような変化がみられるの?」

「老犬のミニチュアピンシャーを飼育するポイントは?」

 

ミニチュアピンシャーと暮らしていると、愛犬の老後の生活について考えたことがある飼い主さんは多いでしょう。

 

そこで今回は、

  • 老犬のミニチュアピンシャーに起こる変化
  • ミニチュアピンシャーが気をつけたい病気やケガ
  • 老犬のミニチュアピンシャーと暮らす際にポイント

など、「老犬ミニチュアピンシャーの飼育の注意点を知りたい方」に向けて解説します。

 

ミニチュアピンシャーは何歳から老犬?

ミニチュアピンシャーのような小型犬は、6~8歳になると老犬の仲間入りとされています。犬の6~8歳を人間の年齢に換算すると約60~64歳になり、高齢であることがわかります。そのため、愛犬が6歳を過ぎた頃から、シニアが暮らしやすい環境作りをすることが大切です。

 

また、アニコム損害保険株式会社の調査によると、ミニチュアピンシャーの平均寿命は13.6歳という結果になりました。小型犬の平均寿命が14.2歳なので、ミニチュアピンシャーの寿命は小型犬のなかで平均的な長さといえるでしょう。

 

(参考:https://www.anicom-sompo.co.jp/news/2016/news_0160531.html

老犬になるとどのような変化がみられるのか?

人間と同様に、犬も年齢を重ねると身体的・精神的にさまざまな変化があらわれます。以下のような変化がみられたら、愛犬が老化してきたサインだと考えておきましょう。

 
  • 寝ている時間が増える
  • 散歩に行きたがらない
  • 口臭や体臭がきつくなる
  • 白髪が増える
  • 頑固になる
  • トイレを失敗する
  • ふらつきがある
 

犬は年齢を重ねるにつれて、体力がなくなり足腰が弱ってくるため、若い頃のように元気に走り回ることはなくなります。1日の大半を寝て過ごすことが多くなるでしょう。ほかにも若い頃よりも頑固になるなどの精神的な変化がみられることもあります。

 

ただし、寝ている時間が長すぎたり、ふらつく頻度が多かったりする場合は、老化だけが原因ではなく、病気で体調が悪い可能性があります。すべて老化のサインとは考えずに、食欲がなく元気もない様子がみられたら、動物病院を受診することをおすすめします。

 

老犬のミニチュアピンシャーが気をつけたい病気やケガ

ここからは、老犬のミニチュアピンシャーが気をつけたい病気とケガを3つ紹介します。

 
  • 眼疾患
  • 皮膚病
  • 膝蓋骨脱臼
 

愛犬に長生きしてもらうためには、ミニチュアピンシャーが注意すべき病気やケガを知っておくことが大切です。それぞれの病気の症状や治療法についても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

眼疾患

ミニチュアピンシャーは、眼疾患に注意が必要と言われています。ミニチュアピンシャーの顔周りの被毛は短く、大きな目をしているため、目に傷が付きやすいとされています。目に深い傷ができると失明の恐れもあるため、目のケガには注意しましょう。

 

また、ミニチュアピンシャーは白内障になりやすい犬種としても知られています。白内障は焦点を合わせる役割がある水晶体が白く濁る病気です。犬の目が白くみえたり、物に頻繁にぶつかったりなどの症状がみられます。

 

白内障の治療には、進行を遅らせるために主に目薬や投薬などで内科治療が行われるようです。ただし、失った視力が元に戻ることはないため、早期の治療が大切です。

皮膚病

ミニチュアピンシャーは、膿皮症などの皮膚病を発症しやすいとされています。

 

膿皮症とは、皮膚の常在菌であるブドウ球菌が何らかの原因で異常に増えることで引き起こされる病気です。老犬になると免疫力や体力が落ちてくるため、皮膚病を発症しやすくなるでしょう。

 

皮膚の赤みやかゆみ、赤い発疹、脱毛などの症状があらわれます。治療には抗生物質の内服薬が処方されるようです。

 

膝蓋骨脱臼

膝蓋骨脱臼とは、後ろ足の膝にあるお皿のような骨が外れてしまう病気です。膝蓋骨脱臼はミニチュアピンシャーをはじめ、小型犬に多い病気として知られています。

 

先天的な原因で発症するケースが多くありますが、軽度の場合は症状があらわれないことがあります。しかし、膝に負担をかけ続けると重症化し、歩行異常の症状が出ることもあるため、膝に負担がかからない生活をすることが大切です。

 

痛みが強く歩行異常がある場合は、手術を行います。痛みがあまりなく、日常生活に支障がない場合には、経過観察しながら痛み止めなどの薬が処方されることが多いようです。

 

老犬との暮らしのポイント

ここからは、老犬のミニチュアピンシャーと暮らす際に注意したいポイントを4つ紹介します。

 
  • 寒さ・暑さ対策
  • 定期的な耳のケア
  • 適度な運動
  • 室内の滑り止め・段差対策
 

それぞれのポイントごとにおすすめのグッズも紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

 

寒さ・暑さ対策

犬は年齢を重ねると、自分で体温を調節することが難しくなっていきます。そのため、若い頃よりも寒さや暑さに弱くなり、体調を崩しやすいため注意が必要です。

 

ミニチュアピンシャーは被毛が薄いため、散歩中に紫外線や地面からの照り返しの影響を受けやすいといわれています。暑い日に紫外線を浴び続けると熱中症のリスクが上がるため、涼しい素材でできた服を用意したり、散歩の時間に気をつけたりなどの暑さ対策が必要です。

 

また、ミニチュアピンシャーは被毛が薄く脂肪も少ないため、寒さ対策も重要です。

 

部屋のなかでは、飼い主にとってはちょうどいい室温と感じても、床に体が近いミニチュアピンシャーは寒さを感じている可能性があります。寒がっているような様子がみられたら、室内でも服を着せるなどの防寒対策を行いましょう。

 

ここでは、暑さ・寒さ対策におすすめのアイテムを2つ紹介します。

 

「ライフライク ライティング ロゴ タンク」

優れた通気性と速乾性のあるCOOLMAX生地を使用した春・夏用の服です。背中にファスナーが付いているのが特徴。頭から服を通す必要がないため、服が苦手な犬でも着脱しやすいのがメリットです。紫外線対策に涼しい素材でできた服を探している方におすすめです。

 

「マルカン 蓄熱着る毛布」

蓄熱保温生地で作られた冬用の服です。4か所のボタンを留めるだけで着られるので、頭から服を通す必要がありません。生地には防臭・抗菌加工が施されているのも魅力です。家のなかで着られる暖かい素材の服を探している方におすすめです。

 

こちらの記事では、犬の寒さ対策を紹介しています。おすすめアイテムも紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

 

【犬の寒さ対策】寒さに弱い犬や寒さ対策に便利なアイテムをご紹介

 

定期的な耳のケア

ミニチュアピンシャーは立ち耳なので、比較的耳のなかに汚れがたまりにくい犬種です。しかし定期的に耳のケアをしないと、外耳炎などの病気を発症する可能性があります。とくに老犬になると免疫力が低下し、耳の病気を発症しやすくなるため注意しましょう。

 

耳のケアは、週1回程度を目安に行います。あまり汚れていないようであれば、コットンにイヤークリーナーを染み込ませて、耳の表面を優しくふきとります。

 

耳の汚れがひどい場合は、無理に自宅で耳掃除をしないほうがいいでしょう。耳の汚れを綿棒などで無理やり取ろうとすると、耳垢を耳の奥に押し込んでしまったり、耳の皮膚を傷つけてしまったりするケースも多くあります。

 

耳の汚れがひどく、ニオイもするようであれば、動物病院を受診することをおすすめします。

 

ここでは耳掃除におすすめの用品を紹介します。

 

「アースペット ジョイペット 指サック DE 耳の中までキレイ」

指サック型で袋から取り出すだけで使用できる耳掃除用品です。凹凸エンボス加工が施されており、耳の汚れをしっかり拭き取ります。皮膚に優しく、犬が舐めても安心の成分で作られているのが魅力。手軽に愛犬の耳掃除をしたい方におすすめです。

 

適度な運動

ミニチュアピンシャーは、小型犬のなかでは運動量が多いのが特徴です。そのため、シニアになったからと運動の頻度が減ると、ストレスがたまることがあります。

 

足腰に問題ないミニチュアピンシャーであれば、1日2回、1回30分を目安に散歩に行きましょう。足腰が弱く、長時間歩けない場合は、無理に30分散歩する必要はありませんが、10分程度は散歩に出たほうが犬のストレス解消になります。

 

運動好きのミニチュアピンシャーにおすすめのおもちゃを1つ紹介します。

 

「コングジャパン コングスモールウァバ ライトブルー」

テニスボールとフエ入りのおもちゃ、ロープが合体したおもちゃです。投げたり振ったりくわえたりとさまざまな遊び方ができます。布地は耐久性が高く、何度でも洗って使用できるのもポイントです。室内外で使えるおもちゃを探している方におすすめです。

 

外に出るのが難しいときには、室内での遊びを取り入れることをおすすめします。こちらの記事では室内での遊びを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

雨の日の愛犬との遊び方!おすすめの室内遊びをご紹介

 

室内の滑り止め・段差対策

ミニチュアピンシャーは、年齢を重ねると足腰が弱くなります。そのため若い頃は平気だった床や段差で転ぶ可能性が高くなります。とくに飼育スペースが滑りやすい床だったり、高い段差があったりすると、ケガをするリスクが高くなるでしょう。

 

滑りやすい床は、滑り止めの敷物を敷くまたはすべりにくい床材に変える必要があります。また、高い段差がある場合は、スロープやステップなどを付けるとよいでしょう。

 

ここからは室内の滑り止め・段差対策におすすめのアイテムを2つ紹介します。

 

「サンコー おくだけ吸着 撥水 タイルマット 8枚入 グレー」

おくだけで地面に吸着し、ずれにくい滑り止め防止マットです。マットには撥水加工がされているため、拭き取るだけで簡単に掃除できます。汚れた部分だけ外して洗濯もできるため、清潔に保てるのがメリットです。薄手の滑り止めマットを探している方におすすめです。

 

「明和グラビア ペットスロープPS」

14段階角度調整できるペット用のスロープです。体重70kgまでのペットが使用可能。シンプルなデザインで部屋のインテリアにもマッチします。イスやソファの横に置けるスロープを探している方におすすめです。

 

また、こちらの記事では老犬のお部屋作りのポイントを詳しく解説しています。愛犬のために室内の環境を整えたいと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。

 

老犬が快適に暮らせるお部屋作りのポイントとは?手順やおすすめアイテムもご紹介

 

いつかくる愛犬の老後の準備を忘れずに!

ミニチュアピンシャーは、6~8歳頃からシニア期に分類されます

 

犬が年齢を重ねると寝ている時間が増え、あまり運動をしなくなります。また、免疫力や体力が低下するため、若い頃よりも病気やケガには注意が必要です。

 

老犬のミニチュアピンシャーと暮らす際には、寒さ対策や滑り止め対策をしっかり行いましょう。

 

こちらの記事では、ミニチュアピンシャーのニオイ対策について解説しています。愛犬のニオイにお困りの飼い主さんはぜひチェックしてみてください。

 

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