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サンフランシスコでリスが人を襲うケース多発


サンフランシスコ湾岸地域の町でリスが人を襲撃するケースが相次ぎ、すでに2人が病院へ搬送されたそうだ。引っかき傷などの軽傷を負った人も多数いる。
普段は愛らしい小動物として木々をかけまわっているリスたちが、なぜ人を襲うようになってしまったのか?

リスたちは決して人間を憎んで攻撃しているわけではない。彼らが求めているのは人間がもっている食べ物だ。とくにベイエリアのリスたちは食料を求めて手段を選ばないようになり、人の腕に飛び乗っては深い爪あとを残して去っていく。

これらの出来事のほとんどは、豊富な餌やゴミ、人々にリスがアクセスできる私の大学キャンパスで起こっている。彼らはヤシの木から不意打ちで学生のリュックサックに飛び降りて、ジッパーが空いていると中に入ってくる。窓が開いていると寮や教室に侵入することさえあるようだ。

本来人間に近づかないはずのリスがこんな行動をとるのは、人間による餌付けが原因である可能性がある。
「野生動物が人間から餌をもらうと、自然な警戒心を失い、より大胆に行動するようになります。だからこそ、野生動物への餌やりが人間と動物双方に悪影響を及ぼす可能性があると注意喚起しているのです」と、マリン・ヒューメインのマーケティング・コミュニケーション部長リサ・ブロック氏は警告する。

幸い、リスは狂犬病を媒介せず、住民からも負傷後の合併症報告はない。それでも周辺を歩く際は警戒を怠らないよう、住民全員に注意が呼びかけられている。

空からはカモメやトンビ、山からはクマやコヨーテ、住宅街の木からはリスと、サンフランシスコではいろんな動物の襲撃に備えて暮らさないといけないようだ。外でピクニックなんてもってのほかだろう。

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