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アライグマ侵入による学校閉鎖に生徒たちは歓喜


コロラド州にある自然に囲まれた学校で、だれもいない土曜日の午後に毛むくじゃらの侵入者が校舎内の防犯カメラに映った。それは1匹のメスのアライグマで、屋根裏から侵入して天井のタイルから滑り落ちたようだ。

校長からアライグマ発見のEメールを受信した教師のアレックス・ピーターソンさんは、笑いながらきっとすぐに捕まるだろうと軽く考えていた。山沿いにある学校の周りでは野生動物が毎日のようにうろついているので驚くことではなかった。
学校関係者もみなすぐに事態は収束すると思っていたが、アライグマは違う計画を立てていたようだ。イタズラ好きのアライグマは学校から出るつもりなどなく、追っ手がやってくるととっさに逃げてかくれんぼを楽しんだ。アライグマの方が一枚上手だったというわけだ。

結局土曜も日曜も捕獲作戦は失敗し、学校は生徒たちの安全のために月曜日は学校閉鎖するという決断をせざるをえなかった。その知らせに生徒たちは喜び、先生もこっそりガッツポーズ。彼らはその日を「Racoon Day(ラクーンデイ)」と呼び、アライグマに感謝して特別休暇を楽しんだ。

しかし月曜日の朝にアライグマは捕獲され、3日にわたる学校探検は強制終了となった。アライグマが最後までいた教室では、いくつかの教材に噛まれた跡が残っていたそうだ。

捕獲されたアライグマは外の安全な場所に解放された。きっともう戻ってくることはないだろうが、生徒と先生は休日をプレゼントしてくれたアライグマをヒーローとしてずっと忘れないだろう。

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