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最新AIペットドアがすごい。猫が獲物をくわえて入ってきたら自動ロック!


飼い猫の顔を認識して開閉するペットドアが世の中に出たときは大きな反響を呼んだが、それを上回るAI技術を搭載した新たなペットドアが、スイスのベンチャー企業によって開発された。

Flappie(フラッピー)という会社が作ったそのペットドアは、猫が外から捕まえた獲物を持ち込もうとすると自動的にロックする機能をもっている。
ドアの外側には、モーションセンサーと暗視カメラが設置されている。そしてドアの内側には手動スイッチがいくつかあり、いつでも好きなときにロックしたり解除したり、獲物検知システムをオフにしたりできる。
ドアに搭載されたAIは、ペットが何かを運んでいるときは中に入れないように訓練され、獲物を落とすとすぐにドアのロックが解除されるようになっている。Flappieの共同設立者の1人は、「かしこい猫ならネズミを落としてドアを開けさせ、すぐに拾い上げて駆け込むという手段を見つけ出すかもしれない」と認めているが、大概の猫はそんなことは思いつかないだろう。

Flappieはほかにも、ドアにマイクロチップ検知機能を搭載し、飼い猫がマイクロチップを装着している場合、チップ情報が一致した猫だけに開くことを可能にした。顔認証ではどうしても間違った認識でほかの猫を招き入れてしまうこともあるが、チップ検知であれば確実性はかなり上がるだろう。
ドアはアプリと連動しているので、飼い主はいつでもスマホを使ってコントロールすることができる。たとえインターネットに接続されていなくても、ドア本体のシステムによって動作するので安心だ。

Flappieはこの春以降にスイスとドイツでこのペットドアを発売する予定で、生産規模が拡大すればさらに販売地域を拡大する計画だ。価格は米ドルで399ドルで、ドアのカメラが録音したペットの動画をすべて観ることができるアプリの月額使用料8.90ドル。決して安価ではなないが、飼い猫がよく鳥やネズミなどを捕まえてきて困っている家庭では大いに役に立つことだろう。
ただひとつ心配なのは、捕まえた獲物をどうしても手放したくない猫は家に入らずに外で夜を明かすのだろうか…。いや、そうなる前に「警告」が飼い主のスマホに届くのだろう。

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