アメリカの小学校では放課後、親が車か徒歩で迎えに来るのが当たり前だ。ときどき親がバイクに乗ってきてクラスメイトから注目を浴びることもあるだろうが、そのさらに上を行くお母さんがいた。
なんと2頭の馬を引き連れて小学校にやってきた。その姿を見た学校の子どもたちは驚きと喜びを隠せない様子だ。
そのお母さんはお迎え用の車の列に馬と並び、順番を待って娘と対面。娘さんは周りの子に注目されてちょっと恥ずかしそうだが、嬉しそうに馬の背中にまたがった。慣れた手つきで手綱を持ち、お母さんと馬に乗って軽やかに帰っていく姿がとても素敵だ。
自分の母親が馬を乗りこなし、こんな粋なサプライズをしてくれたら最高だ。動画のコメント欄には「私も昔、子どもが小さい時に馬で送迎をしたよ」という声があり、郊外で家畜とともに暮らすアメリカ人にとっては懐かしい思い出のようだ。
乗馬はかっこいいだけでなく、排気ガスがないから環境に優しく、渋滞も関係ない。馬での移動が贅沢なスローライフの象徴としてまた流行する日も遠くないかもしれない。