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ポメラニアンの毛玉はなぜできる?安全な取り方から予防方法まで解説

ポメラニアンは抜け毛が被毛に絡まりやすく、毛玉ができやすい犬種です。

毛玉は春と秋の換毛期に抜けた大量の毛や、洋服の摩擦などが原因とされています。

丁寧に被毛ケアをしても毛玉ができてしまい、対処に悩む飼い主さんもいるのではないでしょうか。

本記事では抜け毛が毛玉になる原因から毛玉によるトラブル、自宅での安全な取り方まで解説します。

ポメラニアンに毛玉ができやすい理由とは?

ポメラニアンに毛玉ができやすい理由とは?

ポメラニアンに毛玉ができる背景には、特有の被毛構造や日々のケア不足が関係しています。

ここでは、ポメラニアンに毛玉が発生する主な3つの理由を解説します。

ダブルコートの構造

ポメラニアンは、皮膚を保護する役割があるオーバーコートと、体温を調節するアンダーコートを持つダブルコートの犬種です。

ダブルコートの被毛は春と秋に換毛期があり、気温に合わせて大量のアンダーコートが生え変わります。

抜け落ちた古い毛はそのまま放置すると、ほかの毛と複雑に絡み合って毛玉になります。

そのため、毛が生え変わる季節は、とくに毛玉になりやすいといえるでしょう。

長く豊富な被毛

ポメラニアンは全身が長くボリュームのある被毛で覆われているため、摩擦や静電気の影響を受けやすいといえます。

たとえば、散歩中の草むらでの擦れや、洋服を着せた際の摩擦などは、被毛同士を絡まりやすくさせます。

長く細い毛は一度絡まると自然にほどけにくいため、そのまま放置すると、フェルト状の固まった毛玉へと悪化する可能性があるでしょう。

ブラッシング不足やシャンプー後の乾かし不足

被毛のお手入れ不足も毛玉ができる原因につながります。

毛玉を発生させる主なケア不足の例は以下のとおりです。

  • ブラッシングを1週間以上していない
  • シャンプーのあとに根元まで乾かさない
  • 雨に濡れた際に乾かさずに放置する

ブラッシングを怠ると抜け毛が蓄積し、毛玉ができやすい状態になります。

また、水分を含んだ毛は絡んでフェルト状の毛玉になりやすいため、濡れたままにしておくのは避けたほうがよいでしょう。

ポメラニアンの毛玉を放置した際の3つのリスク

ポメラニアンの毛玉を放置した際の3つのリスク

ポメラニアンの毛玉を放置すると、愛犬の健康面や精神面にも悪影響を及ぼします。

ここからは、ポメラニアンの毛玉を放置した際に生じる3つのリスクを解説します。

通気性悪化による皮膚炎や肌トラブル

毛玉が増えると被毛内の通気性が悪化し、雑菌やダニが繁殖しやすくなり、皮膚炎などの肌トラブルを引き起こします。

毛玉が原因で起こる肌トラブルの症状は以下のとおりです。

  • 皮膚が赤く腫れあがる
  • 強いかゆみが生じる
  • 湿疹やフケが発生する

健康な皮膚を保つためにも、毛の絡まりは早めに対処することが大切です。

毛玉が皮膚を引っ張る痛みやストレス

毛玉は周囲の毛も巻き込んで、皮膚を常に引っ張り続ける状態を作るため、愛犬に強い痛みやストレスを与えます。

皮膚がつっぱった状態は愛犬が動くたびに痛みが生じ、歩き方が不自然になったり、運動を嫌がったりする原因となります。

また、持続的な痛みは、愛犬にとって大きなストレスとなるでしょう。

愛犬が痛がるそぶりを見せたら、毛玉ができて皮膚が引っ張られていないか確認してみてください。

フェルト状に固まり自宅ケアができない

長期間放置された毛玉は毛同士が複雑に絡み合い、フェルトのように固まった状態になります。

フェルト状にまで悪化すると、通常のブラシやコームの歯が通らなくなり自宅でのケアが困難になるでしょう。

ハサミで無理に毛玉を切り取ろうとすると、皮膚まで切ってしまうリスクが高く、思わぬケガにつながる恐れがあります。

そのため、自宅ケアが難しいと感じたときは、無理をせずにプロの手を借りることを検討しましょう。

ポメラニアンの毛玉の取り方・安全にカットする方法

ポメラニアンの毛玉の取り方・安全にカットする方法

ポメラニアンの毛玉を見つけたときは、安全な取り方で早めに対処することが大切です。

無理に引っ張ると愛犬に痛みを与え、ブラッシングを嫌がる原因になります。

ここからは、ポメラニアンの毛玉の取り方や安全にカットする方法を解説します。

小さな毛玉はスリッカーでとかす

ポメラニアンの毛玉は、小さいうちであればブラッシングで取り除くことが可能です。

指でつまめる程度のサイズの毛玉は、スリッカーブラシを使って優しくときほぐします。

毛玉をほぐすときは、毛の根元を指でしっかりと押さえ、皮膚を引っ張らないように注意しましょう。

毛先から少しずつほぐすと、愛犬に痛みを与えずに毛の絡まりを解消できます。

また、ブラッシング用スプレーを併用すると被毛の摩擦が減り、よりスムーズに毛玉をほぐせます。

ここでは、ポメラニアンの毛玉除去におすすめのブラッシング用品を2つ紹介します。

特許技術でピンの先端が丸く加工されたスリッカーブラシ

特許技術でピンの先端が丸く加工されたスリッカーブラシです。

ピン先はなめらかで皮膚を傷つけにくく、効率よくブラッシングできます。

国産のステンレス製のピンを採用しており、サビにくいのもポイントです。

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ブラッシングスプレー

天然由来成分を配合し、皮膚を刺激しないブラッシングスプレーです。

毛の絡まりをほぐす効果が期待できるオイル成分も配合。

静電気抑止成分も含まれており、ポメラニアンの毛玉の予防にもぴったりです。

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大きな毛玉はバリカンでカットする

スリッカーブラシでほどけないほど成長した毛玉は、バリカンで取り除くのが安全です。

大きな毛玉をハサミで除去しようとすると、被毛と一緒に皮膚を切る事故につながる恐れがあるため、避けたほうがよいでしょう。

自宅で安全に毛玉をカットする手順は以下のとおりです。

  1. ペット用のバリカンを用意する
  2. 毛玉と皮膚の隙間に指を入れて皮膚を保護する
  3. 慎重にバリカンの刃を当てる
  4. 毛玉の部分だけを切り離す

バリカンを使う際も、愛犬が動くとケガにつながる可能性があります。

そのため、愛犬が大人しくできないときは、無理をせずにトリミングサロンなどのプロに任せることをおすすめします。

ポメラニアンの毛玉を除去する際には、「Self Trimmer コードレスバリカンコンパクト」の使用を検討してみてください。

Self Trimmer コードレスバリカンコンパクト

「Self Trimmer コードレスバリカンコンパクト」は、コンパクトで細かい部分のカットにも適したバリカンです。

USB充電できてコードレスなので、使い勝手がよいのも魅力。毛玉の除去だけでなく、お尻周りや足裏のカットにも使用できます。

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トリミングサロンを利用する

毛玉が広範囲に及ぶ場合や、愛犬が暴れてしまうときは、プロのトリマーに任せましょう。

トリミングサロンでは、専用の道具と技術を用いて愛犬に負担をかけずに毛玉を処理してくれます。

サロンでのケアを検討すべき状態を以下の表にまとめました。

愛犬の状態 サロンを利用すべき理由
毛玉が皮膚に密着している 皮膚を傷つける危険性が高いため
全身に毛玉が広がっている ケアの時間が長くなり愛犬の負担になるため
極端に嫌がる 暴れてケガをする恐れがあるため

自宅での無理なケアは、愛犬に恐怖を与えて飼い主さんとの信頼関係を崩す原因になります。

ポメラニアンの被毛を美しく保つためにも、少しでも困難だと感じたらサロンへ相談してみてください。

ポメラニアンの毛玉に関するよくある疑問

ポメラニアンの毛玉に関するよくある疑問

ここからは、ポメラニアンの毛玉について多く寄せられる疑問にお答えします。

Q. ポメラニアンの毛玉ができやすい部位はどこですか?

ポメラニアンの被毛は、日常生活で摩擦が起きやすい部位に毛玉が発生しやすいといえます。

主な毛玉が発生しやすい部位は以下のとおりです。

  • 耳の後ろ
  • 首まわり
  • わきの下
  • 内もも
  • お尻まわり

摩擦が起きやすい箇所は、毛玉ができていないか定期的に触って確かめましょう。
 

Q. 毛玉を予防する方法はありますか?

ポメラニアンの毛玉を防ぐには、毎日のブラッシングを継続することが大切です。

ブラッシングをする際には、スリッカーブラシを使用して、毛の根元までとかします。

仕上げにコームで毛玉が残っていないか全身をチェックしましょう。

毎日のブラッシングを習慣化し、被毛に抜け毛や汚れを溜めないことが毛玉予防につながります。

Q. 毛玉を予防するためにサマーカットをしてもいいですか?

毛玉対策として、バリカンで全身を短く刈るサマーカットはおすすめしません。

ポメラニアンの被毛は、短く刈り上げると毛質が変化し、新しい毛が生えてこなくなる恐れがあります。

また、毛を短くすると紫外線のダメージを受けやすくなり、皮膚炎などの肌トラブルを引き起こす可能性も高まります。

被毛のボリュームを落としたい場合は、プロのトリマーに相談してハサミで適切にカットしてもらいましょう。

ポメラニアンの毛玉は早めのケアと予防が大切

ポメラニアンの毛玉は早めのケアと予防が大切

ポメラニアンの毛玉は、抜け毛の蓄積や日々の摩擦などさまざまな原因で発生します。

固まった毛玉を放置すると、皮膚炎をはじめとする肌トラブルや愛犬のストレスにつながります。

毛玉ができた場合は、ブラッシングやバリカンなどで早めに取り除きましょう。

また、自宅での処置が難しいときは、プロに頼ることも大切です。

日々のケアの中で愛犬に毛玉ができていないか確認し、美しい被毛を維持しましょう。

この記事を書いたペットとの暮らしの専門家
さかもとはるか
    愛玩動物飼養管理士2級、JKC 公認トリマーライセンスC級を取得。




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